紅茶特集

飲料 2021.09.17

 昨年のウィズコロナによる家庭内需要の拡大を機に、紅茶市場の規模や購入率が伸長している。テレワーク推進などによる在宅時間の増加などから、多くの人が日常的に紅茶を楽しむ現状があるという。特にメガトレンドの健康志向のさらなる高まりから、カフェインレスやルイボスティーが大きく伸長している。この「体に良いことをしたい」というオプションの一つとして、紅茶を選択してもらえるように、今秋冬は、カフェインレスやルイボスティー商品の提案が活発化している。
 加えて、今秋冬は、紅茶の新たな楽しみ方を提案する、茶葉とミルク(クリーミングパウダー)が一つのティーバッグに入った、お湯を注ぐだけで簡単にミルクティーを楽しめる「日東紅茶 ミルクとけだすティーバッグ オリジナルブレンド 4袋入り」「同 アールグレイ 4袋入り」を三井農林が新たに投入するなど、紅茶の可能性を広げる情報発信がなされている。日本初の量産型「ミルク入りティーバッグ」となる同品など、紅茶に関する活発な情報発信や提案で、新規ユーザーの獲得や紅茶を楽しむ新たなシーンを提案し、さらなる成長につなげていく。(本吉卓也)