九州夏期特集
新型コロナウイルス感染拡大の第7波は九州エリアでも依然根強く続く。8月に入ってから、なお過去最多の新規感染者が発表される県も複数出てきているのが現状。人口が最も多い福岡県の2日時点の過去最多新規感染者数は1万4056人(2022年7月29日分)。九州食品業界においても、このような厳しい感染拡大、加えて相次ぐ値上げ対応で、先の見通しが非常に読みにくい状況が続いている。こういう環境下でできることは何か。小売業、卸売業、メーカー各社の模索と挑戦が続いている。(九州支局長=大屋良太)
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◆九州夏期特集:模索と挑戦、九州食品業界 大型の商業施設開業 西九州新幹線に…
特集 総合 2022.08.20新型コロナウイルス感染拡大の第7波は九州エリアでも依然根強く続く。8月に入ってから、なお過去最多の新規感染者が発表される県も複数出てきているのが現状。人口が最も多い福岡県の2日時点の過去最多新規感染者数は1万4056人(2022年7月29日分)。九州…続きを読む
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九州夏期特集:流通業界展望=業態間競争さらに激しく 円安、原料高騰への対応追…
特集 総合 2022.08.20九州流通業界では、小売業はスーパーマーケット、大型店に加え、ディスカウントストア、ドラッグストアがひしめきあう。またここ最近、神戸物産の「業務スーパー」の九州地区での出店が加速したこともあり、多様な業態間の競争はますます激しくなっている。円安環境、原…続きを読む
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九州夏期特集:流通業界展望=小売 将来の物流課題解決 垣根越え研究会発足
特集 小売 2022.08.20九州小売業界では直近の大きな話題として、企業の垣根を越えて「(仮称)九州物流研究会」が発足した。8月1日時点の賛同企業は13社。 例えば、エレナ、サンリブ、西友、トキハインダストリー、トライアルホールディングス(HD)、西鉄ストア、ハローデイホール…続きを読む
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九州夏期特集:流通業界展望=卸売 コラボで広がる可能性 展示会で商品価値見極…
特集 卸・商社 2022.08.20●新ビジネスモデル模索 病院・施設向けは好調 卸売業界では、業務用卸で、コロナ禍による外食向け需要減が非常に大きく影響してきた。一時期よりは、実績が戻ってきたものの、やはりコロナ禍前の水準には回復できていない。政府による行動制限はかかっていないもの…続きを読む
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九州夏期特集:流通業界展望=商品動向 厳しい家庭用調味料、次の一手を
特集 総合 2022.08.20商品動向を振り返ると、家庭用調味料分野は全体として厳しい状況が続いている。いわゆるコロナ禍初期に見られた家庭内調理需要は、すっかり落ち着きをみせている。コロナ禍初期の異常な利用の跳ね上がり。ここで得た知見などを生かし、あらためて「調理の楽しさ」が広が…続きを読む
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九州夏期特集:脱炭素ビジネスの拡大 サプライチェーンへ アフターコロナの戦略
特集 総合 2022.08.20◆寄稿 九州経済調査協会 藤井学調査研究部次長 2020年2月以降、世界中で爆発的に拡大した新型コロナウイルス感染症は、21年度になっても収束せず、今後のわが国や九州地域の経済は予断を許さない状況となっている。その一方で、世界各国で実施されているグ…続きを読む