麺飯甘（めんはんかん）セット　2,134円（税込み）　雑炊が楽しめる「小ごはん」と、ぷるぷるのカラメルジュレをのせた「飲めるほどのとろける白プリン（半量）」付きのセット

アゴ、昆布だしの汁に溶け込んだ野菜 の甘味と明太子のバランスがいい

他店では味わえない料理のため、おみやげ商品（1,296円・税込み）も人気が高い。6月5日からは同社HPで通販も開始

　つけ麺に明太子を合わせる提案が新しい。ご飯の上に明太子を丸ごとのせた「めんたい重」が名物の「元祖博多めんたい重」（福岡）が手掛けるつけ麺専門店が同店だ。明太子を生、焼き、煮込みと活用してきた中で、明太子を煮込むと溶け出す特有のコクに着目し、これをつけ汁にして麺料理にできないかと、つけ麺に行き着いたという。

　つけ汁は、アゴや昆布からとっただしにトマト、大根、椎茸など10種類以上の野菜が溶け込み、明太子をふんだんに使用。野菜の甘味とだしの強いうまみの中に“明太子感”が広がり、つけ麺の汁として今までにない味わいだ。「明太子×つけ麺」の新しさから口コミで評判が広がり、多い時で日販800食を売り上げることも。

　上品な日本料理店風の店内と丁寧な接客からつけ麺店には珍しく女性客が約6割を占め、リピート率も約7割と高い。「明太子のおいしさをスープにするのは意外と難しい」（同店広報）とのことだが、「明太子×つけ麺」の組み合わせは、つけ麺の新カテゴリーとして拡大するかもしれない。

　●店舗情報

　「元祖めんたい煮こみつけ麺」

　所在地＝東京都豊島区南池袋1-21-5 第7野萩ビル2階／席数＝50席

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