製粉特集2024

製粉特集:10月期政府売渡価格 物価高対策の動向注視

小麦加工 2024.07.31 12799号 12面

 24年10月期の政府売渡価格については、ウクライナ侵攻による小麦相場の高騰も一服も、一方で、急激に円安が進行しているため、輸入小麦の調達価格に影響を与えることになりそうだ。価格の変動率の度合いが非常に高いため、引き続き注意が必要な状況にある。
 北米など主要産地においては、これから収穫がスタートする時期であるため、作柄や天候による相場変動など今後の状況を把握していくことに加え、政府による物価高騰対策の動向についても注視していく必要がありそうだ。(久保

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

  • 製粉特集2024

    製粉特集2024

    小麦加工

     製粉市場は需要の拡大に向け、再活性化に取り組む。製粉市場は、2018年からマイナス基調となっていたが、2023年の生産量が5年ぶりに前年を上回った。業界にとっては明るい話題となり、24年以降の再成長を目指していく。(久 […]

    詳細 >