地域の食景色:仙台市中央卸売市場、鯨の生肉初入荷 まろやかなうまみ、楽しんで

水産加工 ニュース 2024.09.06 12817号 01面

最高級品の「尾の身」

最高級品の「尾の身」

鯨の生肉を刺身で

鯨の生肉を刺身で

左から本田誠仙台水産社長、所英樹共同船舶社長、吉田浩之仙都魚類社長

左から本田誠仙台水産社長、所英樹共同船舶社長、吉田浩之仙都魚類社長

 【東北】共同船舶の捕鯨船「関鯨丸」が捕獲した鯨の生肉が8月27日、仙台市中央卸売市場に入荷した=写真。競り人の威勢の良い掛け声とともに次々と競り落とされ、希少部位「尾の身」には1kg41万円の高値が付いた。
 この日入荷したのは、26日に仙台塩釜港で水揚げされた大型のニタリクジラの生肉約2t。7月下旬~8月上旬にかけて北海道、東北沖の排他的経済水域(EEZ)内で捕獲。「関鯨丸」の船内で切り分け、厳選された「尾の身」660kg、背中の部位「赤肉」144

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