国産化に針路をとれ:ヒガシマル醤油 醤油文化を1000年先へ 大豆・小麦の新品種開発

調味料 ニュース 2025.03.03 12900号 01面
醤油醸造に適した新品種大豆「たつひめ」

醤油醸造に適した新品種大豆「たつひめ」

小麦「たつきらり」を開発

小麦「たつきらり」を開発

 日本料理に欠かせない醤油。中でも350年以上前に兵庫県龍野で誕生した淡口(うすくち)醤油は素材の味と色を生かすと料理人から大きな信頼を得てきた。この淡口醤油のトップメーカー、ヒガシマル醤油は主原料の小麦と大豆の国産化、地産化に25年以上前から取り組んでいる。おいしさと食の安心・安全を担保する高品質な醤油を1000年後も届けたいと調達力強化や産地連携にとどまらず、担い手の減る農業従事者が取り組みやすい品種開発など基礎研究を重ねている。
 1月31日、同

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