キユーピーとカゴメ、野菜残さでバイオ炭 27年実用化へ共同研究

ニュース 総合 2025.05.09 12930号 03面

 キユーピーとカゴメが未利用野菜資源のバイオ炭化に向けて共同研究に乗り出した。キユーピーグループのサラダ工場で発生する加工残さ(キャベツの芯・外葉など)やカゴメのトマト菜園で発生する収穫残さ(茎葉)を農業利用に適したバイオ炭に加工する技術を共同で開発。国のJ-クレジット制度を活用し温室効果ガス削減と経済性が両立する持続性の高い事業モデルの確立を目指す。
 バイオ炭は木材、草本、もみ殻、木の実などのバイオマスを炭化させたもの。土壌改良や炭素貯留効果があり

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