サッポロビール、「ヱビス」前年超えへ 新規取り込み加速 美人画缶下期も
ビール＆RTD事業部の下和田勇部長（左）と沖井尊子ブランドマネージャー
荒木飛呂彦とのコラボから生まれた「ゴールデンオデッセイ―黄金の冒険―」は東京会場で味わえる
美人画に入り込み“五感で味わえる”立体展示
第1弾の「和装」、第2弾の「洋装」のデザイン缶の実物も展示
「デュワーズ12年」の木樽（写真）で熟成した初の特別コラボ「ヱビス」は10月に発売
サッポロビールの「ヱビス」が年間計画達成へ着実に体制を整えている。節約志向で7月までの累計で高価格ビール市場が前年比16.8％減と推定される中、ヱビスは同2.9％増とトレンドを大きく上回って推移。漫画家・荒木飛呂彦とコラボした美人画デザイン缶をはじめとする取り組みが新規ユーザーの獲得につながった。下期は味わいのブラッシュアップに加え、デザイン缶の第2弾の発売、関連イベントの東京・大阪での開催など、独自のファン創出活動を加速する。
ヱビスは今年誕生か
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