中部流通特集2025

◆中部流通特集:奥能登の食品企業が復興へ 「能登災害」風化させるな

特集 総合 2025.09.23 13002号 01面
被災した石川県七尾市の道の駅「能登食祭市場」の掲出幕に熱いメッセージが書かれている

被災した石川県七尾市の道の駅「能登食祭市場」の掲出幕に熱いメッセージが書かれている

被災した石川県珠洲市の飲食店4店舗が同市の道の駅に建てられたプレハブの仮設店舗で共同食堂を営業中、地元の人々でにぎわっている

被災した石川県珠洲市の飲食店4店舗が同市の道の駅に建てられたプレハブの仮設店舗で共同食堂を営業中、地元の人々でにぎわっている

 2024年元日に発生した能登半島地震から1年8ヵ月以上が経過し、状況も刻々と変化している。石川県内の自治体が開設し、被災した人を受け入れてきた指定避難所が4月に閉鎖。仮設住宅の建設や自宅の再建が進んだためだ。発災後しばらくは奥能登地域などで断水が続いたり、多くの人が避難所生活を余儀なくされるなど、震災の被害の深刻さをうかがわせた。また連日そのような報道も多く、全国から関心が集まっていた。しかし、世間から能登半島地震と同年9月の奥能登豪雨の記憶が薄れつつある。

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関連ワード: 中部流通特集 災害支援