鶏卵生産・加工業界 需給安定へ協議加速 持続可能な農工連携を

生鮮食品 ニュース 2025.10.29 13020号 01面

 鶏卵の不足・高騰が続く中、鳥インフルエンザ発生時の需給安定に向けた業界議論が活発化している。有力生産者や加工卵メーカーで組織する鶏卵流通レジリエンス強化促進コンソーシアム(事務局・食品産業センター/以下、コンソーシアム)は、緊急時を想定した需給情報の共有のあり方などの整理を急ぐ。鶏卵は国内産が9割強を占める重要品目だが、日々の生産状況や加工卵(業務用液卵・凍結卵等)の在庫状況を可視化する仕組みがなく、需給調整が極めて難しい。持続可能な農工連携体制の確立が待たれる。(横田弘毅

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