漢方スローライフ 季節と一緒にいい加減(192)春分 ワニ梨をお祝いメニューに
●24節気 春分(3月20日~4月4日)
太陽が真東から上がって真西に沈む日。国民の祝日「春分の日」。「自然をたたえ、生物をいつくしむ」目的で制定されました。
この時期は卒園・卒業・異動などのお祝いも多く、料理も春らしい華やかメニューがいいですね。そんな時にはアボカドが大活躍!洋梨型でワニのような皮をしているので、「アリゲーターペア」(ワニ梨)との別名もあります。
栄養素としては、ビタミンA、C、不飽和脂肪酸も。カロリーが高いため、1日の摂取量は半分から1個までが適量。
熟すにつれて皮が緑→深緑→チョコレート色へと変化していきます。完全に黒くなったものが完熟で、軽く押すと少し弾力を感じる状態が食べ頃です。すぐに食べない時は、少し緑色でかたさがあるものを選び、追熟させて利用しましょう。
●ごうんろっきで気象うらない
五運六気・2026年(丙午年)春が来て暖かくなるはずが、主運が火運不及で火の力が及ばず、冬の寒さを引きずりそうです。
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五運は、5惑星「木(風)・火(暑、熱)・土(湿気)・金(乾燥)・水(寒)」をなぞらえた天の気。六気は、地球の地の気である「風・寒・暑・湿・燥・火」。この組み合わせで24節気ごとに巡ってくる気象と、それが私たちの身体に及ぼす影響を予想するのが「五運六気」。
◆アボカドの生ハム巻き
春らしい緑でオレイン酸を
エネルギー226kcal たんぱく質8.7g 塩分1.5g(1人分)
〈材料・2人分〉
・アボカド……1/2個
・長芋……5~6cm
・生ハム……6枚
・サニーレタス……2枚
・ミニトマト……4~6個
〔ドレッシング〕
・オリーブオイル……大さじ1
・リンゴ酢……大さじ1
・塩、こしょう……各少々
〈作り方〉
(1)食べ頃のアボカド(皮の色が黒っぽく、指で押すと弾力を感じる)を使用し、包丁で縦方向にぐるっと、種のところまで切れ目を入れる。ねじるようにして2つに割り、種をとって皮をむき、1/2個を縦6つに切る。
(2)長芋は皮をむき、長い方向に6つに切る。
(3)(1)のアボカドと(2)の長芋を生ハムで巻いて、レタスとミニトマトを添えた器に盛りつける。好みでドレッシングをかけていただく。
●アボカド avocado
【栄養学】オレイン酸などの不飽和脂肪酸が豊富で、悪玉コレステロールを抑える働きが期待されます。カロリーが高いので食べ過ぎには注意。
【薬膳学】脾(胃腸)の働きを高め、気を補うことで体力増強に役立ちます。腸を潤し通便を促す効果があるので、便秘の改善にも。
東京栄養士薬膳研究会 栄養士・国際薬膳師 松尾貴代(レシピも)












