多忙でも読める外食ニュース
●珈琲館、ベローチェをコロワイドが買収
コロワイドは、「珈琲館」「カフェ・ベローチェ」「カフェ・ド・クリエ」などを展開するC-Unitedの全株式を投資会社のロングリーチグループから取得し、完全子会社化すると発表。
C-Unitedは、2021年にシャノアールと珈琲館が合併して設立された。23年には「カフェ・ド・クリエ」を展開するポッカクリエイトとも合併し、今年2月時点では563店舗を運営。コロワイドの取得額は約440億円で、業態ポートフォリオの拡充を狙う。
解説=ロングリーチグループは、2018年にUCCフードサービスシステムズから「珈琲館」事業を買収、20年には「カフェ・ベローチェ」を展開するシャノアールを買収して経営統合し、新会社C-Unitedを設立した。
●中国コーヒーチェーン、ブルーボトル店舗買収か
米国ブルーボトルコーヒーが、中国の最大手コーヒーチェーン「ラッキンコーヒー(瑞幸〓〓)」を傘下に持つ投資会社センチュリウム・キャピタル(大鉦資本)に店舗事業を売却すると、中国や米国、日本の各メディアが報じた。ブルーボトルの大株主であるスイスのネスレが買収に応じたが、コーヒー豆などの小売事業はネスレが保有する模様。ブルーボトルの店舗事業は世界全体で100店舗ほど。本記事の執筆時点では、関係各社からの正式なコメントはまだ出ていないようだ。
解説=「ラッキンコーヒー」は2017年の創業だが、コストパフォーマンスの高さなどで人気を集め、今年2月には世界での店舗数が3万店を突破している。スターバックスコーヒーは、昨年末の時点で全世界で4万1千店ほど。
〓〓=口へんに加、口へんに非
●ワイズテーブルが山の上ホテルを子会社化
レストラン「XEX(ゼックス)」やイタリアン「サルヴァトーレ クオモ」などを展開するワイズテーブルコーポレーションが、東京・千代田区にある「山の上ホテル」の飲食事業を運営する法人、山の上ホテルを子会社化すると発表。同ホテルは2024年から建物の老朽化などにより休業しており、土地と建物は同年、隣接する明治大学の学校法人に売却されている。今回の買収では、現在ホテル以外の場所で営業している「てんぷら山の上」などの飲食事業のみを対象としたものとなる。
解説=「山の上ホテル」は、明治大学の関係者による寄付を基にして1937年に建築した建物を、54年にホテルとして開業した。近隣に多くの出版社があり、著名な作家たちが執筆のために宿泊していたことで知られている。
●横浜市、関内駅前に大規模複合施設開業
横浜市の関内駅前に、三井不動産のほか、京浜急行電鉄や東急、星野リゾートなど8社が参画した大規模複合施設「BASEGATE(ベースゲート)横浜関内」が開業した。ホテルやオフィスのほか、横浜DeNAベイスターズが企画運営する巨大な映像スクリーンを備えたフードホールや、隣接する「横浜スタジアム」の賑わいが感じられる飲食ゾーンなど、立地を生かした独自のフロア構成が特徴で、低層部の商業エリアには飲食店を中心とした55店舗が入居している。
解説=同施設は、旧横浜市庁舎の街区跡地を中心とした再開発事業。参画企業は前記の4社のほか、鹿島建設、第一生命保険、竹中工務店、DeNAで、商業部分は東急モールズデベロップメント、ホテルは星野リゾートが運営する。
●ウーバーイーツが離島にエリア拡大
フードデリバリーの「UberEats(ウーバーイーツ)」は、3月より新たにサービスを開始する46の市町村(16道府県)を発表した。同サービスはすでに全国の47都道府県をカバーしているが、今回の市町村には、鹿児島県奄美市、沖縄県宮古島市および石垣市がサービス提供エリアに含まれる。これは同サービスとして初となる離島でのエリアであり、今後も地方都市などへの展開を加速する計画という。また、既存のサービスを提供していた11道府県の34市町村でも提供エリアを拡大する。
解説=時期を同じくして、2020年に日本で事業を開始したフィンランドのフードデリバリー「Wolt(ウォルト)」が、3月初旬で日本でのサービスを終了。カタール、シンガポール、ウズベキスタンからも撤退するという。
●ロッテリア社名変更「バーガー・ワン」に
ゼンショーホールディングスの傘下にあるロッテリアが2月、社名をバーガー・ワンに変更した。同社は1月に、既存店の「ロッテリア」という屋号を廃止し、3月末までに全店を「ゼッテリア」に切り替えると発表していた。
●「鳥貴バーガー」最後の店が閉店
「鳥貴族」を展開するエターナルホスピタリティジャパンが、全国で最後に残っていた京都の「鳥貴バーガー」を3月で閉店。2021年に1号店、翌年2号店を東京に出店したが、昨年5月からは1店舗のみとなっていた。
●ららぽーと豊洲が大規模リニューアル
開業20周年となる三井不動産の商業施設「ららぽーと豊洲」が大規模リニューアルを実施。3月から新店と改装の31店舗が順次オープンし、フードコート「マリーナキッチン」では壁面などに27面のサイネージを設置してメディア機能を付加。
●ドンキの新業態、食品スーパー型店舗
「ドン・キホーテ」を展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが、食品強化型の新業態「ロビン・フッド」を愛知県あまの市に出店。食品スーパーとディスカウントストアの要素を掛け合わせて集客力と収益力の両立をめざす。
●コンビニの「ポプラ」、広島駅に中食新業態
広島を拠点に「ポプラ」「生活彩家」などのコンビニを全国で展開するポプラが、百貨店の「福屋」広島駅前店に新業態「ポプラデリ」を出店。「ポプ弁」として知られる弁当や量り売り惣菜などをデパ地下で販売する、中食に特化した新ブランド。
●回転すし「はま寿司」 深夜料金を導入
回転すしの「はま寿司」が、3月から深夜料金の導入を始めた。22時以降、閉店の30分前までに店内で受付した利用客には一律7%の深夜料金が加算される。ここ数年、深夜営業を行う外食チェーンでは割増し料金を設定する企業が増えている。
●ゼットンが横浜にハワイアン業態出店
アンドエスティHDグループのゼットンが、横浜市にハワイ発のカフェ&ダイナー「グーフィー コーヒー ダイナー」を出店。横浜駅に直結する商業施設「横浜ベイクォーター」の3階で、同社が得意とするハワイアン業態のブランド。
●原宿にレモニカとユニドーナツの複合店
アミューズメント事業GENDA傘下のSweet Pixelsが、同社のレモネード店ブランド「LEMONICA(レモニカ)」と、フランチャイズ本部である「UNI DONUTS(ユニドーナツ)」の複合旗艦店を東京・原宿に出店。
●サンマルクHDが11の店舗を売却
サンマルクホールディングスは、2024年にM&Aにより連結子会社となった京都勝牛が運営する「牛カツ京都勝牛」以外の11店舗を、焼肉店などを運営する東京の飲食企業ACTダイニングに売却した。主力の「牛カツ京都勝牛」事業に経営資源を集中する目的。
●「串カツ田中」が店舗デザインコンペ
「串カツ田中」を展開するユニシアホールディングスは、同社のリブランディング計画の一環として新コンセプト店舗の開発をスタートする。これに伴って、新コンセプト店舗の内外装デザインを設計するパートナーを選出するため、デザインコンペを実施すると発表。
編集協力:株式会社EATWORKS(入江直之、岡野恵子)
http://www.eatworks.com/
※記事は一部の固有名詞を省略













