胃心伝真=飽きられるほど

コラム 総合 2026.05.27 13114号 01面

「おいしいものほど、顧客は飽きる」。18日に亡くなったセブン&アイ・ホールディングスの元会長、鈴木敏文氏の言葉だ。「飽きられないものを作るのではなく、飽きられるくらいのおいしい商品を供給しなければ」▼漢字の「飽」は、「食べておなかがいっぱいになる様子」が成り立ち。「飽きる」には「うんざり」「退屈」などネガティブなイメージがあるが、古文の「飽く」には「十分に満足」「満ち足りた」といった、前向きなニュアンスが残る▼子どものころから三日坊主の私だが、本当に「飽きる」まで、満足するま

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