ドレッシングの生産、食の洋風化で需要急増 外食などに3分の1を消費

1992.07.20 8号 23面

ドレッシング類の生産数量は毎年順調に伸びている。

全国マヨネーズ協会(東京都港区、03・3501・6671、加盟九社)が調査した生産数量は平成3年(1~12月)七万九一三五tと前年の七万四一八六tを六・七%上回った。昭和33年に日本で初めて生産・販売され、40年には四五六〇tで、50年には一万一一一二t、55年には二万四六五四t、60年には四万九四五四tと各五年間ごとに倍増以上の伸びをみせた。その後の五年(平成2年)は七万四一八六tで五〇%の伸びを示した。

このうち外食向けなどの業務用は約三分一と推定され平成3年では二万六〇〇〇~二万七〇〇〇tが使用されていると想定される。

生産量にはノンオイル(油分を含まない)は含まれていないが、この製品も本格的に販売されて三~四年だが、ヘルシー志向もあって毎年伸びは大きい。

ドレッシング類の伸びの根底にあるものはやはり、食生活の洋風化、多様化、外食の普及などによるものと考えられる。

加えて、さいきんの健康食、自然食ブームを反映して、新鮮な野菜にドレッシングをかけて食べるサラダは、低カロリーでビタミン、ミネラル類を多く含み、そのうえ満腹感も味わえるということで、とくに中高年層や若い女性に健康食、美容食として人気を得ている。

一方、ドレッシング類には全国マヨネーズ協会員外の製造量も多く、とくにレストランブランドや地方での特産物を混合した製品が家庭用にも出回っている。大手のホテル・レストランなどではやはり自社での手造りが主流になっており、今後コスト的にも課題が出てくるのではないだろうか。

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