ハウス食品、「やさしい食卓」CMに加山雄三・星由里子を起用、名コンビが復活
一九六〇年代に大ヒットした東宝の青春映画「若大将」シリーズの加山雄三、星由里子の名コンビが、三五年ぶりに復活した‐‐と言ってもテレビ(スポット)CMの話。
ハウス食品が、五〇代からの熟年世代をターゲットに、昨年発売した「やさしい食卓」シリーズのCMキャラクターに、理想の熟年カップルとして白羽の矢を立て企画を温めていたもので、3月6日から全国の茶の間に登場した(写真)。
“素材を生かしたあっさりとしたおいしさ”をコンセプトに、昨年9月に新発売。この2月16日から新製品を追加し、既存品をフレッシュアップ。炊き込みご飯(の素)、お茶漬け、レトルトカレー、和風炒飯(の素)など一二品をシリーズ化。その浸透をはかるため、今回のCM展開になったもので、当時、青春を共有し今や熟年世代となった夫婦を狙って、今も若々しさを保っている加山、星両人のコンビが仲むつまじく食事。懐かしさと話題性を含めて、シニア向け食品(やさしい食卓)の素晴らしさを訴求する内容になっている。