ほっとコーヒータイム(49)おいしさに溺れてアッフォガート

2012.03.10 200号 07面

 イタリア料理には秀逸なデザートが多いですが、アッフォガート(Affogato)もその一つ。

 アッフォガートとはイタリア語で“溺れさせた”という意味。バニラアイスやジェラートにエスプレッソをかけ“溺れさせる”食べ方を指すのが一般的です。イタリアではコーヒーのほか、紅茶やリキュール類をかけるのも人気。日本ではアツアツの抹茶やほうじ茶を使ったアッフォガートを出す店もあり、アレンジの幅が広いのも魅力です。

 また、イタリアで「卵のアッフォガート」と言えば、落とし卵(ポーチドエッグ)を指します。

 イタリアには“溺れた”の他にも、日常的な動詞や形容詞を使った料理名があります。例えばローマの郷土料理「サルティンボッカ」は、イタリア語で“口に飛び込む”の意味。子牛肉と生ハムを使い簡単に作ることができ、すぐ食べられることに由来するそう。溺れたり飛び込んだり、躍動感に満ち、分かりやすくインパクトがあるネーミングですね。

 コーヒーのアッフォガートを家で作る時のコツは、いれたてで濃い目のコーヒーを使うこと。冷たく甘いアイスクリームと、熱く苦く香り高いコーヒーのハーモニーを楽しんでみて。あなたも、アッフォガートの魅力に“溺れて”いくことでしょう。

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