ほっとコーヒータイム(49)おいしさに溺れてアッフォガート
イタリア料理には秀逸なデザートが多いですが、アッフォガート(Affogato)もその一つ。
アッフォガートとはイタリア語で“溺れさせた”という意味。バニラアイスやジェラートにエスプレッソをかけ“溺れさせる”食べ方を指すのが一般的です。イタリアではコーヒーのほか、紅茶やリキュール類をかけるのも人気。日本ではアツアツの抹茶やほうじ茶を使ったアッフォガートを出す店もあり、アレンジの幅が広いのも魅力です。
また、イタリアで「卵のアッフォガート」と言えば、落とし卵(ポーチドエッグ)を指します。
イタリアには“溺れた”の他にも、日常的な動詞や形容詞を使った料理名があります。例えばローマの郷土料理「サルティンボッカ」は、イタリア語で“口に飛び込む”の意味。子牛肉と生ハムを使い簡単に作ることができ、すぐ食べられることに由来するそう。溺れたり飛び込んだり、躍動感に満ち、分かりやすくインパクトがあるネーミングですね。
コーヒーのアッフォガートを家で作る時のコツは、いれたてで濃い目のコーヒーを使うこと。冷たく甘いアイスクリームと、熱く苦く香り高いコーヒーのハーモニーを楽しんでみて。あなたも、アッフォガートの魅力に“溺れて”いくことでしょう。
●きくのIFC コーヒードリップバッグ コロンビアブレンド
コロンビア豆の特徴でもある「コクがあり、マイルドな風味」をもつ、ほど良い味わい。1パック8g×5袋入り、168円(希望小売価格)※要冷凍・冷蔵品
*
「きくのIFC コーヒー」は、鮮度を重視し、焙煎直後の豆を急速冷凍して、高機能ガス(アロマ)を封じ込める特許製法で作られ、煎りたて・挽きたての鮮度と風味が味わえる。
▼めいらくグループお客様相談室 電話0120・668833(9~18時)