気になる話題:キヌアを使ったパンが人気
世界各国の料理や食材が気軽に味わえるようになった昨今、健康志向の人たちに秘かに人気なのが南米ペルー産のキヌアだ。キヌアとは、数千年前からペルーのアンデス高地に住む人々に主食として食べ継がれてきたほうれん草と同種の穀物。直径二~三ミリほどの粒状で、NASA(米国航空宇宙局)が「二一世紀の地球上生物の主食になる」と発表してから欧米で静かなブームを呼んでいる。
このキヌアを使って、健康に良い食事を提案しているのが「管理栄養士の店 キノア」だ。キノアとはキヌアの英語読み。代表の安藤しづえさんは管理栄養士と健康運動指導士であり、東海学園女子短期大学の非常勤講師でもある。
「キヌアは、日本ではアレルギーの人が食べる補助食品として知られているようですが、普通の食事と一緒に食べても、すんなり入ってくる感じがします」と安藤さん。
キヌアとの出合いは、大学の恩師から紹介されたのが初めだという。「パンに入れるとプチュプチュとした食感が楽しめます。クッキーやスコーンなどお菓子にもお勧め。食材そのものの味を邪魔しないので可能性もレパートリーも広がります」。
店内には有機栽培の原料を使った製品や手作り製品などが所狭しと並んでいる。一日一〇食限定だがキヌアを使ったお弁当を販売したり、また「食生活と栄養」と題した料理講習会を月二回開催している。
「キヌアを毎日の食事の中に少しずつ入れて摂取すれば、現代人に不足しがちなカルシウムと食物繊維を補うことができます。これからは栄養士として、キヌアをはじめとした自然食のおいしさと安全、安心さを伝えていきたい」と語った。
▽「管理栄養士の店 キノア」=名古屋市緑区鳴海字乙子山六〇‐一、052・892・9555。
※キヌアに関する問い合わせは(株)浅井(052・831・4646)まで。














