もう1段階の値上げで適正価格に(山東省のショウガ圃場)
寿司ガリや紅ショウガの需要は安定している。原料となる塩蔵ショウガは14年産が過去最高値を記録し、メーカーは14年10月ごろから春にかけて取引先に値上げの案内をした。業務用では1kg当たり100円程度の値上げが認められたが、適正価格にはほど遠い。また、市販品ではほとんど値上げができていない。 15年産原料は14年産比では下がるが、例年に比べると依然として高止まりだ。円安の進行と産地の人件費が高騰しているため、もう1段階の値上げで適正価格にしたいところ