なす ポリフェノールのナスニンを活用して

2017.07.01 264号 01面
豚バラなす

豚バラなす

 原産地はインド、日本へは奈良時代に中国を経て渡来。その歴史の長さから、各地で独特の品種が栽培されるように。関東の卵形、東海・関西の長卵形、東北と関西以西の長なす、九州では大長なす。さらに北陸・京都の丸なす、山形や新潟の小なすも。

 紫紺色の皮には、ポリフェノールの一種、ナスニンというアントシアニン色素が。皮をむかなくても良い料理には、ぜひそのままで。

 ◆なすの保存

 高温多湿を好むため、冷蔵庫に入れると低温障害で種が黒くなり、傷みやすくなる。空気に触れないよう新聞紙に包み、常温で保存、2~3日で食べきる。焼きなすの皮をむいてラップに包み冷凍保存すれば、炒め物や汁物の具として便利。保存は1カ月くらい。

 ◆豚バラなす

 <材料・4人分>

 ・豚バラ薄切り肉……………………..200g

 ・なす………………………………4個

 ・「Cook Doきょうの大皿」豚バラなす用…..1箱

 ・「AJINOMOTO サラダ油」………………大さじ2

 <作り方>

 (1)豚肉は4cm幅に切る。なすは縦半分に切ってからひと口大の乱切りにする。

 (2)フライパンに油を熱し、(1)のなすを入れて炒め、火が通ったら、いったん皿に取る。

 (3)フライパンを熱し、(1)の豚肉を入れて炒め、火が通ったらいったん火を止め、(2)のなすを戻し入れ「Cook Doきょうの大皿」を加えて再び火にかけ、炒め合わせる。

 レシピ=味の素KK

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