ほっとコーヒータイム(116)珈琲画にハマる

2018.05.01 274号 06面

 コーヒーを筆に含ませ絵を描く-初めての経験だ。東京・三鷹市のギャラリー「アートスペース吉祥寺」で開催された珈琲画教室に参加しました。講師は鈴木掌(つかさ)さん。アフリカ・ルワンダで服飾デザインを教えていた経歴も持つ意欲的なアーティストです。

 道具は、インスタントコーヒーを水で溶かした濃淡2種のコーヒー液と、水、筆、鉛筆、白ポスターカラー、白画用紙。鈴木さんの指導の下、鉛筆デッサンにコーヒーで色を付けていきます。「コーヒーは、水彩絵具に比べ重い成分を含むので筆あとが残りやすく、筆を留めた先に水たまりもできやすい。その特長を活かす表現を楽しみましょう」。まず薄色のコーヒーで下地を塗り、ドライヤーで乾かしてから濃い色を塗り重ねます。コーヒーは脂分も含むため乾くとテラッと光り、独自の表情が見られます。

 鈴木さんが、要所要所でさっと線を描き足してくれるおかげで、描いたライオンの精悍さがぐっと増します。仕上げに白いポスターカラーでホワイトとハイライトを入れると、さらに躍動感が。

 描く間中、コーヒーの芳しい香りに包まれるのも魅力。見るもよし、自ら描けばなお楽し、珈琲画。あなたもきっとハマりますよ!

 ※鈴木掌さんの活動紹介サイト https://tenohiratsukasa.jimdo.com/

 ◆きくのIFCコーヒー ドリップバッグ スペシャルブレンド

 深いコクと苦みが特長の、味わい深いブレンドです。1パック8g×5袋入、160円(税別)。

 ※要冷凍・冷蔵品

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 「きくのIFC」は、一般的に流通時の破袋防止のために行われる焙煎豆のガス抜き処理をせず、焙煎後低温保管し48時間以内に包装することでアロマを封じ込めるので、豊かな香りが広がり、健康効果も期待できます。

 ▼めいらくグループお客様相談室 TEL 0120・668833(9~18時)

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