「ぐるなびFOODMALL」メニュー活用飲食店レポート:肴ダイニング心

2020.12.07 502号 14面
心御膳 3,000円(税抜き)

心御膳 3,000円(税抜き)

ステーキ丼 2,200円(税抜き) 宮崎牛約120gを使用。

ステーキ丼 2,200円(税抜き) 宮崎牛約120gを使用。

創作料理に定評のある地元の人気店。生クリームを使った「クリーミィおから」が名物。県内に「肴ダイニングバルcoco」「居酒屋心衛門」「鮨×鉄板焼 柊 」も展開。

創作料理に定評のある地元の人気店。生クリームを使った「クリーミィおから」が名物。県内に「肴ダイニングバルcoco」「居酒屋心衛門」「鮨×鉄板焼 柊 」も展開。

 ◆寿司・創作料理:高額の鮮魚も半額で入手 既存メニューのグレードUP

 「肴ダイニング 心」では9月にカキのフェアを実施し、それに合わせてぐるなびFOODMALLから初めて冷凍カキを購入した。「地元の市場からもカキを仕入れましたが、ぐるなびFOODMALLは市場価格の半額以下だったので、こちらからも、と。思っていたよりもずっと大きくぷっくりとしたカキが届いて、正直驚きましたね」と、高橋正也店長。その後はサバ、サンマ、和牛などを購入し、現在は「海峡サーモン」を注文中だ。「海峡サーモンは以前から知っていましたが、高額で手を出しづらかった。でもぐるなびFOODMALLは安いですから」と言う。

 ぐるなびFOODMALLの利用で原価が抑えられたため、「価格は同じでも、既存メニューのグレードが高くなった」と明かす。ぐるなびFOODMALLの販売期間は限られており、販売終了後も上がったグレードを保つのは難しいのでは、と老婆心ながら心配になるが、「こんな状況ですし、今、やれることを精一杯やるだけですよ(笑)。今回、新しい仕入れルートを確保できたことで、新メニューの開発など何かに着地すると思う」と、高橋店長は話す。

 仕入れた食材はオードブルや肉寿司などのデリバリーメニューに活用している。同店では、デリバリー・テイクアウト販売を店の営業を自粛していたGWから開始。反響は大きく、初見客の呼び込みにもつながり、営業自粛期間中は1日20~30食の注文があった。現在も売上げの2~3割をカバーしているという。

 ●「ぐるなびFOODMALL」使えるPOINTはココ! 店の声より

 ◎原価が抑えられるため、既存メニューのグレードアップができた。

 ◎以前から使ってみたかったが機会がなかった希少食材を試すことができた。

 ●店舗情報

 「肴ダイニング心」

 所在地=青森県青森市本町5-7-21本町VILLA1階/開業=2003年/席数=34席/営業時間=18時~23時、金・土曜、祝前日17時~24時、日曜17時~23時/1日平均集客数=(コロナ禍前)30~40人。(8月以降)20~30人

 【写真説明】

 写真1:(上段)四川風麻婆豆腐、天ぷら盛合わせ、クリーミィおから、(中段)海老とカニときゅうりのサラダ、刺身3点盛、玉子つまみ、(下段)銀たら西京焼き、黒毛和牛ステーキ、トロサーモンハラス炙りロール。店の人気料理を揃えた楽しい盛り合わせ。

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