製粉特集
製粉市場は、新型コロナウイルス感染症による影響を受け、変化の中にある。人口減少、少子化による需要の自然減の中でも横ばいで推移してきたが、コロナ禍となって以降、縮小傾向が続いている。小麦粉は主要食糧としての役割を担い、パン、菓子、麺といった小麦粉を使った2次加工品市場の活性化が、製粉市場に影響してくることから、これまで以上に2次加工カテゴリーへの貢献を図ることで市場の回復を目指す。(久保喜寛)
-
◆製粉特集:小麦流通の認知拡大へ さらなる価格改定懸念
小麦加工 2022.07.29製粉市場は、新型コロナウイルス感染症による影響を受け、変化の中にある。人口減少、少子化による需要の自然減の中でも横ばいで推移してきたが、コロナ禍となって以降、縮小傾向が続いている。小麦粉は主要食糧としての役割を担い、パン、菓子、麺といった小麦粉を使っ…続きを読む
-
製粉特集:日清製粉・伊勢英一郎常務取締役営業本部長 国産小麦製品にも注力
小麦加工 2022.07.29日清製粉は、製粉市場に対し、価値営業を基盤とした取組みで、顧客への貢献を目指している。先行き不透明な市場環境の中で同社の活動を伊勢英一郎常務取締役営業本部長に聞いた。(久保喜寛) 21年度(21年4月~22年3月)の国内製粉市場は、前年から約0.4…続きを読む
-
製粉特集:ニップン・木村富雄取締役常務執行役員 持続的成長へ挑戦継続
小麦加工 2022.07.29◇ニップン・木村富雄取締役常務執行役員製粉事業本部長 会社創立125年を迎えた2021年に社名を変更し、事業領域を拡げ持続的成長を図り企業価値向上を目指す、新しいニップングループのスタートにあわせ、ニップンは今期(23年3月期)から、新たな経営理念…続きを読む
-
製粉特集:昭和産業・鈴木孝明執行役員製粉部長 価値提案型営業を推進
小麦加工 2022.07.29昭和産業は、2025年度のありたい姿・目標となる長期ビジョン「SHOWA Next Stage for 2025」を策定し、3年間の中期経営計画を3次にわたって展開。今年は、長期ビジョンの2nd Stage「中期経営計画20-22」の最終年度にあたり…続きを読む
-
製粉特集:日東富士製粉・伊藤勇取締役常務執行役員 競争力ある商品づくり
小麦加工 2022.07.29◇日東富士製粉・伊藤勇取締役常務執行役員営業本部長 日東富士製粉は、新たな中期経営計画「NEW FOUNDATION FOR THE FUTURE」を掲げ事業を展開している。製粉業界を取り巻く環境は大きく変化している中、今シーズンの同社の活動につい…続きを読む
-
製粉特集:千葉製粉・茂櫛裕之取締役執行役員 市場戦略部に資源投下
小麦加工 2022.07.29◇千葉製粉・茂櫛裕之取締役執行役員製粉・ミックス事業本部本部長 千葉製粉は前期(22年3月期)から、第13次中期経営計画をスタートし、成長に向けた活動を行っている。2年目となる今期(23年3月期)の取組みを茂櫛裕之取締役執行役員製粉・ミックス事業本…続きを読む
-
製粉特集:熊本製粉・山口祥夫取締役営業本部長 新もち小麦を共同開発
小麦加工 2022.07.29熊本製粉は、地元熊本や九州の農産物を使った価値ある商品づくりを目指す総合粉体メーカー。農研機構と共同研究で新しいもち小麦品種の「モチハルカ」を開発し、秋には製品化を予定する。山口祥夫取締役営業本部長に今年の方針などを聞いた。(大屋良太) 当社の昨年…続きを読む
-
製粉特集:大陽製粉・鹿野晋代表取締役社長 少量多品種要望に対応
小麦加工 2022.07.29福岡の老舗製粉会社、大陽製粉は、オーダーメードに対応できる少量多品種型の製粉プラントを稼働している。設備投資では、約1700パレットが収容できる立体自動倉庫を建設し、来年3月からの稼働を目指す。省人化や作業効率の向上も併せて進めていく、鹿野晋代表取締…続きを読む
-
製粉特集:理研農産化工・弟子丸静磨代表取締役社長 佐賀産小麦使用を強化
小麦加工 2022.07.29国内では北海道、福岡に次ぐ3位の小麦生産量を誇る佐賀県。理研農産化工では同県産小麦「春風ふわり」を使った商品の開発にも力を入れ、地域に根差した経営方針で独自性を発揮し佐賀に立地することの優位性を追求していく。弟子丸静磨代表取締役社長にこれまでの取組み…続きを読む
-
製粉特集:星野物産 新中期計画スタート 群馬産小麦製品を開発
小麦加工 2022.07.29星野物産は、22年6月から新しい中期経営計画をスタートさせた。その中で、製粉事業の戦略は、顧客ニーズに対応した営業活動を行うとともに、本社のある群馬県産小麦を中心とした内麦を使った製品の開発にも積極的に取り組んでいく。 同社は、「新・信州田舎そば …続きを読む
-
製粉特集:奥本製粉 「美瑛のちから」に注力 湯種の持つ可能性提案
小麦加工 2022.07.29奥本製粉の前期(21年4月~22年3月)の製粉事業の販売実績は、前年度実績をやや上回って推移した。業態別でみると、パン用が前年度実績をやや下回るも、麺用、菓子用、家庭用、その他が前年度実績を上回ったことが要因となっている。 22年度の事業戦略は、同…続きを読む
-
製粉特集:「カヌレ」「あんバター」流行の兆し 新メニューが需要回復の鍵
小麦加工 2022.07.29小麦粉を使ったメニューや製品が話題になることが、製粉業界の需要回復の鍵になる。 今年は、フランスの伝統菓子「カヌレ」や「あんバター」が流行する兆しを見せているが、ブームに至るか注目だ。 「トレンドをつくるのは難しい上に、長続きしないけれど、業界の…続きを読む