焼肉特集:焼肉定食で勝負!こだわりとバランスをセットに凝縮 焼肉食堂やまと

4種盛り定食 肉普通盛り 1,738円(税込み)、肉大盛り 2,915円(税込み)、肉小盛り 1,320円(税込み)、内容は上塩タン・牛ハラミ・牛カルビ・牛ホルモン、ご飯、スープ、キムチ。肉分量は普通盛り180g、大盛り300g、小盛り120g
◇話題の焼肉業態
「焼肉食堂やまと」は2021年8月、「定食スタイルで食べる焼肉店」をコンセプトに開業。焼肉定食に特化した圧倒的なコスパ、わかりやすいメニュー構成を売りに、時間帯と客層を問わぬ集客力を発揮。現在3店舗だが、早くも「焼肉FCの注目株」との呼び声が高い。
*
旗艦店の尾張小牧店(60坪・76席)の営業時間は11時~23時。焼肉定食は「肉・ご飯・スープ・キムチ」の4品セットを基本に11メニュー。肉の分量は「普通盛り・大盛り・小盛り」から選べるほか、ご飯とスープはお代わり無料。肉のアラカルトやサイドメニューも提供しているが、追加注文は少数。一番人気の「やまと定食」(1078円)の注文率は約25%。二番「カルビハラミ定食」(1738円)、三番「4種盛り定食」(1738円)を合わせた人気上位3品の注文率は60%に達するという。
客層は老若男女を問わず、男女比は2対1。客単価1500円で集客数は平日200人、土日祝は400人ほど。郊外立地で車来店が多いため、酒類の注文はわずか。開店から閉店まで一貫して焼肉定食を中心に、集客が回転している。
加藤祐樹代表取締役は「焼肉とご飯のセットは私の大好物。ご飯と焼肉の相性を突き詰めた自慢のタレ、オープンキッチンで生肉を手切りする鮮度感など、試行錯誤した一つ一つのこだわりが一膳の焼肉定食に凝縮されています。いわば、こだわりのバランスがおいしさの決め手です」と胸を張る。
すでにFC希望が集まっており、今後の多店舗化に向けて地固めを着々と進めている。
●店舗情報
「焼肉食堂やまと」 経営=Power Up Point/店舗所在地=愛知県小牧市北外山宮ノ腰52-1/開業=2021年8月/坪数・席数=60坪・76席/営業時間=11時~23時。無休/平均客単価=1,500円/1日平均集客数=200~400人
●愛用食材・資材
「葱油」 富士食品工業(横浜市港北区)
濃厚風味を鶏ガラスープに加味
定食にセットされる鶏ガラスープの風味の決め手が同品。ラードの濃厚な香りが際立ち、「焼肉定食のアクセントに最適」(加藤代表)と言う。本品はラードにネギとショウガの香りを合わせた香味油。調理の仕上げに活用すると、素材のアクや臭みを抑え、おいしさが一段と引き立つ。料理のコク出しにも好適。
規格=700g缶(常温)
「無煙ロースターテーブル じぶん焼肉」 シンポ(愛知県名東区)
焼肉シーンを広げる機動力
自分好みに楽しめるお一人さまぴったりの無煙ロースター。カウンターや小さいテーブルに設置しても邪魔にならず、小規模な焼肉店や居酒屋に最適。コンパクトなサイズ感で使い勝手抜群。熱板式(スクエア型)、電熱式(ラウンド型)、同(スクエア型)などの電気式もありガス器具が使えない店でも導入可能。
焼肉特集:無煙ロースターと上引きフードの二刀流で「昭和モダン」 だいじゅ園白樺店
焼肉特集:「冷麺」目当てが6割超! 韓国の文化伝える空間 ぴょんぴょん舎都南店