ミツカングループ24年度戦略
ミツカングループ24年度戦略:ZENB(ゼンブ) 累計1300万食「ヌードル」ヒット
野菜を全量使った「ZENB(ゼンブ)」ブランドはグループ会社のZENB JAPANが直販し、黄エンドウ豆で作った「ZENBヌードル」「ブレッド」がヒットしている。「ヌードル」は販売3年で累計1300万食を売上げ、23年11月発売の「ブレッド」は人気に生産が追い付かないほど。「ヌードル」を超える販売の勢いで推移しておいしい糖質オフ、高タンパク商品というパーセプション(認知を超えた価値知覚)が定着しつつある。
「人と社会と地球の健康」貢献を体現している「ヌードル」では、豆の薄皮まで使用して、独自製法で特有の臭いを抑えつつ、つなぎなしの豆100%でもっちりした食感、豆由来のうまみを引き出した。食物繊維や鉄分などが多く、パスタはもちろん、ラーメンなどに使えて汎用性が高い。豆栽培は窒素肥料、水やりが減らせて環境配慮。個人発信の口コミが広がり、健康・美容意識の高い女性を中心にヒットした。
「ブレッド」は豆粉100%のパンで小麦粉、米粉でもない「第3のパン」と訴求。グルテンフリーながら卵、バターなど乳製品も使わずにプラントベース。白砂糖の代わりにてんさい糖を加えるなど工夫し、ふんわり食感と優しい味わいを両立した。既存商材と同様に糖質オフで繊維が豊富と健康的。販売は小麦不使用の先行品との競合を感じさせない、好スタートを切っておいしく、健康になれるブランド価値が浸透。委託工場での生産効率も進化して需要に応じる。
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