日本高血圧学会(JSH)減塩・栄養委員会は、高血圧をはじめとする生活習慣病の予防・改善のための取り組みの一環として、2013年から「JSH減塩食品リスト」を作成・更新している。同リストは、減塩の必要性・重要性の普及啓発、手軽に減塩できる選択肢の一つと…続きを読む
厚生労働省所管の国立循環器病研究センター(国循)が推進するかるしおプロジェクトの輪が広がりつつある。国循のお膝元での生活者、食品業界や機関への啓発活動やイベントにとどまらず、昨年11月からは全国5ヵ所で市民向け体験型・循環器病予防啓発イベント「かるし…続きを読む
●イノベーション大賞の特別賞に キリンホールディングスと明治大学は、科学技術と経済の会が主催する第12回技術経営・イノベーション大賞で、食器型デバイスの「エレキソルト」の開発や事業化、減塩推進の取み組みなどが評価され、選考委員特別賞を受賞した(25…続きを読む
●ウェアラブルデバイスで実現へ 味の素、東京大学大学院、お茶の水女子大学の3者は、共同研究で経皮電気刺激を活用して食品の味を調整する新しい概念「電気調味料」を世界で初めて開発している(24年9月10日発表)。 電気調味料は、下顎前部および首後部へ…続きを読む
日本の高血圧者は4300万人という推測もあり、実に成人の3人に1人、高齢者の3人に2人に及ぶともいわれる。高血圧は脳卒中や心臓病につながるリスクがあることから、高血圧の予防と治療は国民的な課題として位置付けられている。特に食塩の過剰摂取は、重要なリス…続きを読む
食酢のパイオニアとして調味料分野をリードするミツカングループは、1804年に知多半島で創業した。醸造酢と合成酢の区別や日本初の酢の瓶詰めに取り組むなど、食と健康を第一に考え、品質本位の姿勢を守り続けている。 長年、日本の食卓を支えてきた同社は、18年…続きを読む
食器用洗剤の「ヤシノミ洗剤」で知られるサラヤ株式会社は、健康に貢献する食品の開発も数多く手がけている。同社がDM三井製糖と共同開発し、2025年4月に全国発売した商品が、熱帯夜をサポートするドリンク「ノマナイトウォーター」である。就寝中に発汗などで失…続きを読む
【関西】神鋼環境ソリューションは、独自培養するユーグレナ「金のユーグレナ(ユーグレナグラシリスEOD-1株)」に含まれる機能性成分「パラミロン」の健康価値拡大に向け研究を進めている。内分泌系、自律神経系、免疫系の各機能に好影響を与える成分であることを…続きを読む
太陽化学は、摂南大学、京都府立医科大学、森下仁丹との共同研究で、機能性食品(グアー豆食物繊維およびカシス抽出物)の摂取によって腸内環境が改善することを明らかにした。摂南大学の研究チームは、学生アスリートの腸内環境がタンパク質過多の食事と高強度の運動な…続きを読む
能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県珠洲市の伝統工芸「珠洲焼」の復興を支えるため「珠洲焼みらい基金」が創設され、研修生を対象にした奨学金制度が始まった。将来の陶芸家を育てることで、失われかけた伝統文化を継承し、地域経済の活性化を目指す。(江端哲也)…続きを読む