イオンは下期、節約志向を強める消費環境に対応して価格訴求型PB「ベストプライス」の展開を一段と強化する。吉田昭夫社長は9日の中間決算会見で、「食品価格が上昇している今の環境は、PBの品質と価格優位性を発揮しやすい。ベストプライスによって価格の打ち出しを…続きを読む
日本スーパーマーケット協会(JSA)の岩崎高治会長(ライフコーポレーション社長)は7日、パート従業員の働き方に関わる「年収の壁」について、協会でまとめた提言を発表した。就業調整で最も意識されている103万円の壁の撤廃などを求める。最低賃金が上昇するこ…続きを読む
ファミリーマート(FM)の細見研介社長は「当社がリテールメディアの世界をけん引している。他の業界からもFMのリテールメディアの価値の認知が進み始めている」と手応えを示した。すでにリテールメディアを担う子会社3社は昨年で営業黒字を達成し、そのうちの子会…続きを読む
カクヤスは1日、自社のDXをサポートする「デジタルイノベーションセンター」を新設した。同センターは社内のデータ利活用を推進し、需要予測による在庫管理や配送業務の最適化を図り、配送員の負担軽減や柔軟で迅速なサービス提供を可能にし、顧客の多様化するニーズ…続きを読む
【中部発】氷河期をイメージした冷凍食品売場や卵コーナーに響く恐竜の鳴き声など、福井県民生活協同組合が9月12日に新設した「ハーツ恐竜店」はその名の通り、店舗に恐竜をちりばめた福井らしい内外装が特徴だ。福井県が推進する「恐竜王国福井」の活動に共鳴する形…続きを読む
【中部発】静岡市のタカラ・エムシーは今春から本格的に県中部を中心に法人向け無人店舗販売サービス「petit・mom」(プチ・マム)の提供を開始した=写真、設置イメージ。 すでに市内約30社の事業所などに設置。現在、好評を博しており、市外からも問い合…続きを読む
8月度の小売業の販売動向はコメや防災向けの備蓄品需要が急増し、SMやGMSのスーパーが高い伸びを示した。青果の相場高も店頭価格を押し上げたほか、猛暑で涼味商材も好調だった。ただし、買上点数の減少などから節約志向が続いているとの声も根強い。(山本仁) …続きを読む
22年10月以降の本格的な値上げ、23年5月の新型コロナウイルスが5類に移行したアフターコロナの2年目を迎えた24年にCVSの米飯類が苦戦している。値上げもあってSMの一般食品と惣菜、CVSの加工食品と米飯や調理麺などの日配食品も前年を上回ってきたが…続きを読む
セブン&アイ・ホールディングスは傘下のイトーヨーカ堂やヨークベニマルなどのスーパーマーケット事業と専門店・その他事業によるSST事業を統括する中間持ち株会社「ヨーク・ホールディングス」を設立すると10日付の経営会議で決めた。新規上場(IPO)に向けた…続きを読む
日本スーパーマーケット協会(JSA)の岩崎高治会長(ライフコーポレーション社長)は7日、パート従業員の働き方に関わる「年収の壁」について、協会でまとめた提言を発表した。政府への今後の働きかけでは、他の業界団体にも協業を求めていく。(宮川耕平)