お茶漬け市場は25年度、前年実績並みで推移しているとみられ、需要が高止まりしている。主原料の海苔の不作、暴騰が続いてお茶漬けも毎年の改定を余儀なくされているが、販売量の減少を最小限に食い止めている格好。トップメーカーの永谷園の朝茶漬けを習慣化する「め…続きを読む
永谷園は電子レンジで麺がゆでられるパスタソースを「パ・キット」に刷新する。包装前面に大きな「パ」の字を配し、鍋でゆでる手間なしの「パ」っと作れる驚き、革新的な世界観を伝える。イノベーター層に訴え掛け、遊び心のある創作イタリアンのようなメニュー、一気通…続きを読む
永谷園は9月からフリーズドライ(FD)ご飯のカップ入り「めし粥(がゆ)」を発売し、独自製法によるおかずとの好相性を伝える。唐揚げ、煮卵といったさまざまな惣菜を白かゆに載せ、カップ完結の主食にする、組み合わせの妙を楽しんでもらう。50周年の「あさげ」は…続きを読む
◇わが社の取り組み 永谷園は食の安全・安心を維持し、CO2排出量を18年度比30%削減するといった30年度目標を掲げる。24年9月に株式上場を廃止したが、環境配慮と毎年のレポート公開は続ける。主要事業の味噌汁はフリーズドライ(FD)商品で順次、紙パ…続きを読む
永谷園は3月から2人世帯向け、本格品質の「本日の逸品」を発売し、配荷が計画以上に進んでいる。簡単なレンジ調理で本格的な味わいが楽しめるとターゲットのシニア層に支持された。主力の「麻婆春雨」はリニューアルして店頭での露出度を向上。新CMを5月から放映し…続きを読む
ふりかけ・お茶漬け市場は定番品の伸長とヒット商品の好調が続き、規模が拡大している。物価上昇やコメ高騰などを背景に節約志向が高まり経済性が受け入れられているほか、各種メディアでの露出が増えたことも両市場の成長を後押ししたようだ。24年度(24年4月~2…続きを読む
永谷園はお茶漬けの朝食提案でユーザー層を広げている。子どもの朝に最適な「めざまし茶づけ」が浸透し、ターゲットの子育て世帯以外のライフステージでの購入も増えた。若年層がターゲットの「カップ入りお茶づけ」のヒットも奏功。小容量品をリニューアルしてトライア…続きを読む
ふりかけ市場は24年3月期、前年比3%増で着地したとみられ、過去最高を更新したとみられる。物価高の経済不安が続き、コメそのものも高騰したが、腹持ちの良い、主食のご飯人気が高まった。食欲増進、節約志向のおかず減らしの代替ニーズを得た。弁当需要も旺盛なま…続きを読む
●酷暑続きの夏でご飯以外もチャンス お茶漬け市場は24年度、前年比1%増で着地したとみられ、需要が高止まりしている。主原料の海苔が暴騰して毎年価格改定を余儀なくされているが、販売数量の減少を最小限にしている。トップメーカーの永谷園による朝茶漬けの習…続きを読む
永谷園は4月から「あさげ」のパッケージを改める。発売51年目の節目を迎え、安心感はそのままに、品のあるデザインに刷新。既存ユーザーの支持をつなげながら新規開拓を図る。成長カテゴリーをけん引する粉末フリーズドライ(FD)、主力の生タイプ「あさげ」売上げ…続きを読む