●中計重点3分野注力 低重心経営で目標必達 --24年の市場動向を振り返って。 佐藤 景気は緩やかに持ち直したが、原材料高や為替の影響、エネルギーや人件費高騰による物価高で実質賃金は低迷し、個人消費は弱っている。 特に食品に対しては、消費者の生…続きを読む
●生ごみ処理機「ポイト」 --今期の状況は。 谷口 全社売上げが前年比約2%増で推移しているものの前期の勢いは感じられない。特に5月の大型連休明けから9月あたりまで売りが芳しくなかった。しかし昨年の帳合変更の8月ごろの一巡もあり10、11月から回…続きを読む
●トレンド合致の提案を --前期(24年12月期)を振り返って。 盛田 当社前期の売上げは酒税改正や値上げなどに伴い、前年を超える数字となった。さらに利益に関しては高付加価値商品の提案やコスト削減などの結果、過去最高益を記録。一時、厚労省が2月に…続きを読む
●一層の事業拡大目指す --前期の状況は。 永津 食品全般の値上げ基調が続き生活者の節約志向は根強く、エネルギーコストの高止まり、雇用・所得環境の改善による人件費上昇、物流費上昇など、引き続き厳しい状況が継続したのではないだろうか。加えて環境対応…続きを読む
●3温度帯を備え効率化 --今期の状況は。 青山 ここまでの売上げは、おおむね前年超えで推移している。引き続き、期末に向けてしっかりと積み上げていきたい。堅調な要因には、昨年と同様に業務用、外食店の回復などが挙げられる。取引先によってはコロナ禍前…続きを読む
三菱食品は21日、日用品卸最大手のPALTAC(パルタック)と物流事業で連携・協働すると発表した。全国規模でSMやCVSと取引する事業基盤の共通性を背景に、物流拠点の相互利用や共同配送の推進で物流効率化を図る。共同物流センター設置の検討や物流DXの共同…続きを読む
【関西】尾家産業が進めるエリア戦略の効果が見えはじめた。全国6地区の地域戦略で成長図を描く尾家健太郎社長は今期実績を「年末まで好調」と話し、来期からの新中計は「10年後の姿を予想し、最初の3年に経営資源を集中する」と備える。空白地帯開拓は前期末の徳島…続きを読む
トーホー・北関東は3月10日、茨城県下妻市に「茨城西支店」を開設する。「筑西支店(同筑西市)」「つくば営業所(同つくば市)」の既存2拠点を新支店へ移転統合し、つくば市を中心に市場拡大が続く茨城県内でのシェア拡大、未開拓の埼玉県北部(加須市・久喜市・幸…続きを読む
ADEKAは22日、同日開催の取締役会で同社連結子会社の上原食品工業の全株式を神戸物産に譲渡することを決議し、株式譲渡契約を締結した。4月1日に譲渡する予定。 上原食品工業は関東地区を地盤として事業を展開。製菓・製パン用フラワーペースト、バタークリ…続きを読む
【関西】丸正高木商店は「2025年新年交歓会」を15日、ホテルグランヴィア京都(京都市下京区)で開催した。取引先の企業関係者ら約200人が出席し、交流を深めた。高木良典社長は「拡(ひろ)げる」を今年のテーマに取り組んでいく考えを示した。 冒頭、地元…続きを読む