日本での旅行期間中に夕食をデパ地下やスーパーで購入したいと考えている訪日客(インバウンド)が一定数いることが、台湾人・香港人向けの訪日観光情報サイト「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」の調査でわかってきた。繁華街や観光地での外食に偏りがちだった食への消費…続きを読む
道内食品・酒類卸業界は今年、猛暑による夏物商材の売上げが業績を左右した。札幌管区気象台によると、6~8月は道内全174観測地点で、昨年は5日だった猛暑日が合計12日に上ったという。暑さの後押しもあってか、8月に日本食糧新聞社北海道支局が実施した卸・問…続きを読む
地域卸各社は既存得意先に対し、社内で取引のない部門の商材を新たに提案するなど深耕を図るのはもちろんのこと、新たな販路開拓との両輪で業容の拡大につなげる戦略を展開している。強みとするカテゴリーで売上げの積み上げに努めるとともに、EC事業やネット通販など…続きを読む
◆情報基盤構築は新ステージへ 「2024年問題」の本格化で持続可能な食品物流の構築が重要課題に浮上する中、日本加工食品卸協会(日食協)は製配販の連携を通じ、物流効率化に向けた商慣習の是正や政府ガイドラインに基づく自主行動計画の策定に取り組んできた。…続きを読む
◆酒卸に聞く現状打破のキーワード 1点目の「ソリューションプロバイダーへの進化」については、従来の製配販の商流・物流における一方向的な提案ではなく、メーカー・小売業との深耕的で継続的なコミュニケーションが欠かせない。真ん中に一般消費者のお客さまを置…続きを読む
◆酒卸に聞く現状打破のキーワード まずは「ソバーキュリアスに対応した売場提案」を挙げたい。体質的には飲めるがあえて飲まない選択肢を取る人が増加していることでノンアルコールビールといった商品の棚割り強化などが求められていると感じている。 季節や時間…続きを読む
◆酒卸に聞く現状打破のキーワード ◇三井物産流通グループ・佐藤友治三井食品ユニット商品本部 世の中の流れとして健康志向の高まりがあり、酒類ではノンアルコール飲料や低アルコール飲料が伸びている。これからはノンアルコール飲料をお酒の代替というよりもア…続きを読む
◆酒卸に聞く現状打破のキーワード ◇三菱食品・細田博英取締役常務執行役員商品統括 「多様性」「健康志向」「グローバル化」の三つが挙げられる。多様性という視点では今後、酒類の魅力をいかに伝えていくかというところが非常に大事になってくるだろう。そうし…続きを読む
◆酒卸に聞く現状打破のキーワード ◇国分グループ本社・佐藤公彦マーケティング・商品統括部 酒類部長兼戦略推進室部長 酒類業界の明るい未来を実現するにはどうしたら良いか。そう考え切り口として示したのが「伝統と継承」「革新と進化」「多様性と共生」の三…続きを読む
◆酒卸に聞く現状打破のキーワード ◇日本酒類販売・村上浩二取締役専務執行役員営業本部本部長 日本酒の復権を図りたい。そのために同業卸や業務用酒販店などの皆さんとともに「日本酒需要創造会議」を立ち上げ、現在は日本酒のハイボール「酒ハイ」の飲食店での…続きを読む