吉田園は、有機茶、抹茶に対するニーズが高まる世界的な市場動向について、買い手にも新規参入企業が目立ち、調達競争は激しさを増しているという。茶生産者の間でも抹茶向けの碾(てん)茶に切り替える動きがみられはじめ、原料相場は上がっている。そのような状況を踏…続きを読む
つぼ市製茶本舗が昨年11月に上市した万博公式ライセンス商品「EXPO2025特選利休の詩ティーバッグ」(税込み200円)の販売チャネルが、アンテナショップを中心に拡大している。大阪産(もん)に選ばれる看板商品「特選利休の詩」がティーバッグで手軽に楽し…続きを読む
山城物産は、「のんべえ茶師が考えた緑茶ハイのためのお茶」「同玄米茶ハイのためのお茶」の発売をきっかけに、緑茶ハイの普及に尽力している。5月18~20日には大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオン「『学び』のデモキッチンエリア」で、試飲イベントを行った…続きを読む
宇治茶の老舗である丸久小山園は、抹茶や緑茶の定番品はもちろんのこと、「低カフェイン抹茶」「低カリウム抹茶」など社会に貢献する商品作りを行い、ユーザーの支持を広げている。 「低カフェイン抹茶」はカフェインだけを約80%除去した商品で、子どもや妊婦でも…続きを読む
宇治の露製茶は4月から順次、「伊右衛門 抹茶入りインスタント緑茶スティック 30本入」「同120本入」など合計6商品をリニューアルしている。手軽に上質な茶が飲めるため、かねて人気があったシリーズをさらにバージョンアップさせた。 「伊右衛門 抹茶入り…続きを読む
茶葉で入れる緑茶のある暮らしを提案する吉村は、急須のように茶葉から淹れる楽しさと手軽さを両立した新型容器「マッティーボトル」を7月に発売する。クラウドファンディングMakuake(マクアケ)で目標金額に対して183%の支援を集め、実用性とデザイン性の…続きを読む
木長園の林長史会長は過去に例のない「宇治抹茶ブーム」を警戒する。以前から人気のあった宇治抹茶だが、昨年から今年にかけて人気が異様なほど高まっており、影響は抹茶の原料となる碾(てん)茶の取引価格にまで及ぶ。JA全農京都茶市場(京都府城陽市)で5月9日に…続きを読む
山城屋茶舗は1912(大正元)年の創業以来、上質な日本茶を提供し続けている。約10年前からは、「宇治茶」の伝統を大切にしつつ、「福知山ブランド」の茶を訴求しはじめた。背景には「地方(京都府福知山市)であっても既存の商品を地域ブランディングし、新たなス…続きを読む
伊藤園は、お茶の「おいしさ」「すこやかさ」「たのしさ」を訴求し、緑茶リーフ市場のさらなる拡大に取り組む。今期も、引き続き伸長するティーバッグ(TB)やインスタント(パウダータイプ)などの簡便性製品の強化に注力し、さらなる成長を目指す。加えて、国内外で…続きを読む
25年の新茶は生産量が前年より2割程度落ち込んだものの、価格下落に歯止めがかかり、生産者の収益向上につながる取引が実現しつつある。全国約1000社を擁する全国茶商工業協同組合連合会の理事長を務める佐々木余志彦氏(佐々木製茶社長)は緑茶が持つ健康効果に…続きを読む