◆東海エリアメーカートップに聞く 愛知県安城市の南山園は全国でも珍しく、茶園栽培から抹茶生産、販売まで一貫して行う。今期(25年2月期)ここまではインバウンド需要を追い風に国内・輸出がともに堅調。富田晋介専務は100年の樹齢を誇る茶樹から摘採した玉…続きを読む
◆東海エリアメーカートップに聞く 静岡県掛川市の丸山製茶の今期(24年12月期)業績は抹茶の輸出がけん引する形で前年を大きく上回ると期待される。10月には自社れんが式てん茶炉が稼働。需要ひっ迫が続く抹茶の安定供給を図る。さらに丸山勝久社長は高付加価…続きを読む
◆東海エリアメーカートップに聞く 愛知県西尾市のあいやは主に欧州や東南アジアで業務用を中心に販路拡大が続く。今年は災害時を想定したBCP(事業継続計画)対策保冷庫を建設し、顧客の要望に柔軟に応える体制を強化。現在、杉田武男社長は茶業存続のため、行政…続きを読む
福寿園は11月26日、国内外の観光客に日本茶文化の魅力・山城茶問屋の文化を伝える施設「福寿園山城館(京都府木津川市)」の竣工(しゅんこう)に加えて、福井正憲会長の「米寿」「世界旅行記(全12巻)上梓」を祝し、「福寿園 三つの慶事祝賀会」をウェスティン…続きを読む
◆関西エリアメーカー動向 日本緑茶発祥の地である京都府宇治田原町に本社を構える木長園の林長史会長は、地域・業界が一丸となった原料生産力の向上を訴える。背景にあるのは海外での最高級品を中心としたハイグレードクラスの抹茶需要の増加だ。林会長は「もともと…続きを読む
◆関西エリアメーカー動向 丸久小山園では「宇治抹茶」のブランド価値を守るため努力している。近年急増する抹茶需要が、従来の供給能力を上回っていることから、海外産の抹茶や粗悪な模倣品が日本のものと誤解され国内・世界に広まることを懸念している。 実際に…続きを読む
◆関西エリアメーカー動向 山城物産は「美味(おい)しい緑茶割り普及協会」の設立や、8月1日を「緑茶ハイを楽しむ日」に制定(日本記念日協会により正式登録)するなど、西日本を中心に緑茶ハイの普及に尽力している。同社では関東地方や静岡県などの若年層が、度…続きを読む
◆関西エリアメーカー動向 つぼ市製茶本舗は11月1日に万博公式ライセンス商品「EXPO2025 特選利休の詩ティーバッグ」(税込み200円)の販売を開始した。2025年の大阪・関西万博を盛り上げるため、大阪産(もん)にも選ばれている同社看板商品「特…続きを読む
◆関西エリアメーカー動向 宇治の露製茶が9月から発売している「伊右衛門お濃茶抹茶ラテ120g袋入」が好評だ。同商品は「抹茶にこだわった本格派抹茶ラテ」をコンセプトに、同社のこだわりを詰め込んでいる。抹茶は福寿園茶匠がラテに合うものを厳選。抹茶香料不…続きを読む
◆首都圏・東海エリア動向 静岡県掛川市の製茶機械大手、カワサキ機工の今期(25年8月期)ここまでの業績は抹茶原料のニーズが強まっている影響を受け、国内向けのてん茶加工関連の設備・装置が売上げをけん引し、好調に推移している。 11月現在、来春までの…続きを読む