24年度のインスタントクリーミングパウダー(ICP)市場は、引き続きダウントレンドとなった。ロイヤルユーザーの高齢化が進む中、各社若い世代からの獲得に焦点を当てた施策を進める。ICPの利便性や汎用(はんよう)性、何よりおいしさを生かした多様な楽しみ方…続きを読む
◇コーヒー用クリームメーカー動向 ネスレ日本は「ブライト」で、コーヒー用クリームとしての製品特徴を生かした飲用として「すぐラテ」と、飲料以外の新たな楽しみ方を広げる「追いブライト」の2軸コミュニケーションを、デジタルで展開している。25年春も、購入…続きを読む
●「ルイボスティー」 活発な製品提案 今春夏期も、家庭用紅茶市場のトレンドは伸長を継続する「水出しアイスティー」となる。夏の長期化ともいえる平均気温の高さなどを背景に、水出しアイスティーバッグ市場は好調が続く。2024年は過去最も暑い夏となるなど、…続きを読む
●多彩なアプローチで選択肢拡充 今春夏、コーヒー各社は、地球温暖化による平均気温の高さなどを背景に、伸長を継続する「アイス飲用」の提案に力を注ぐ。気候変動に由来する季節のずれは、「コーヒーの2050年問題」などのコーヒー生産の持続可能性を脅かす深刻…続きを読む
コーヒーや紅茶、コーヒー用クリームを取り巻く市場環境は、コスト高騰など厳しい状況が続く。中でも、2024年12月に約半世紀ぶりに過去最高を記録したコーヒー生豆国際相場(アラビカ種)はロブスタ種も含め、今年に入ってからも上昇が続くなど、予断を許さない。…続きを読む
10月に突入し、コーヒー、コーヒー用クリーム、紅茶の最需要期が到来した。だが、朝晩は秋の訪れを感じるものの、いまだに昼間は夏を思わせる日々が続く。気候変動の影響は消費国の日本でも顕著な証しだ。一方、生産国では「乾期と雨 […]
詳細 >
森永乳業の手掛けるロングセラーブランド「マウントレーニア」が好調だ。23年度にV字回復し、連結業績にも貢献。24年度も上期は伸長基調で推移した。下期は、商品ラインアップの幅広さはもちろん、乳業メーカーが手掛けるチルドカップとしてのバックボーンを強みに…続きを読む
高級紅茶と優雅なティーアクセサリーで知られるティーフォルテは、日本のホテル、レストラン、カフェ(HoReCa)のチャネル開拓に本格的に乗り出す。同社のデビッド・フェレイラ副社長は「米国を拠点に世界へ展開するハイブランド・カンパニーとして、選り抜きの茶…続きを読む
気候変動の影響などから、コーヒーの栽培適地が2050年には半減する可能性があるとされる「コーヒーの2050年問題」など、コーヒーに加え、カカオやバナナなどの農産物の持続可能性が危ぶまれる現状がある。この課題に業界を挙げて、対応すべく、全日本コーヒー協…続きを読む
◇紅茶メーカー動向 ハーブ&フルーツティーのブランド「ポンパドール」が日本に上陸し、今年で55周年を迎える。日本緑茶センターは記念キャラクターの「ポンパンダ」を期間限定で商品パッケージに掲載する。9月には「ポンパドール ルイボスティー」のアソートを…続きを読む