●業務用商材へ注力 マル勝高田商店では増産体制の構築が進んでいる。この数年、増産のためさまざまな取り組みを行い、全体で従来比約1.3倍の生産能力となった。さらに、数年以内に次の新工場の稼働を計画し、大幅な増産を目指す。背景には、手延べそうめんの生産…続きを読む
●地元の消費拡大も注力 五色そうめんの「五色そうめん」は、愛媛県松山市で昔から親しまれている名産品だ。同社は、江戸時代の寛永12(1635)年創業と今年で390年の歴史を持ち、「五色そうめん」は、江戸幕府や朝廷への献上品としても重宝された。 同社…続きを読む
●茶そばは外国人から注目 マルツネは1920年の創業から一貫し、播州麺の総合メーカーとして高品質でリーズナブルな商品を消費者に提供してきた。直近では、そばを中心とした色物が好調。2年前に発売を開始した「龍神の糸 そうめん 600g」「龍神の糸 うど…続きを読む
「日本三大そば」の一つ、「戸隠そば」。その当地、長野市戸隠で製粉から製麺まで一貫生産を行っている、おびなた。「八割」を中心に、そば粉高配合製品が堅調だ。「製粉から手掛けているため、高配合系の販売拡大によるメリットは大きい」(大日方健治専務)ことから、…続きを読む
●新商品は今秋発売へ 自然芋そばの25年2月期は、主力の「自慢ののどごし」はじめ「へぎそば」のつなぎとして欠かせないフノリの不足が深刻で、思うように販路拡大を進められなかった。26年2月期は、3月にフノリ不足やコスト上昇を受け内容量変更を実施し、出…続きを読む
●地域ブランドも新展開 「The Kokumotsu Company」として大麦、雑穀などの穀物を幅広く手掛ける、山梨県のはくばく。白物やそば、パスタ、中華麺など多彩なジャンルで展開する乾麺事業は、消費者の健康志向やトレンドを積極的にとらえた商品開…続きを読む
●家庭用にも販路拡大 茶そばのトップメーカーとして池島フーズは、ホテルやレストランなどのプロの調理人から選ばれる品質の高い製品を開発・販売を推進している。同社独自の技術を生かしつつ、素材や原料にこだわって、品質の高い商品を業務用だけでなく家庭用への…続きを読む
●業務用生麺でも存在感 山形市のラーメン消費額が3年連続で日本一となり、注目を集めている。総務省が発表した最新の家計調査によると世帯当たりの年間支出額(二人以上、外食)は初めて2万円を超え、過去最高額を更新。一連のラーメン人気を追い風に山形市の酒井…続きを読む
日清製粉の中四国地区における新たな生産拠点・水島工場が本格稼働を開始した。水島工場は、23年5月から岡山県倉敷市の臨海部に業務用小麦粉の新工場建設を進めてきたが、このほど工事が完了した。同社が創業以来125年にわたって培ってきた技術に加え、IoT・A…続きを読む
キリンビールの「晴れ風」の業務用展開が好調だ。4月15日に中瓶(500ml)、次世代ビールサーバー「TAPPY(タッピー)」用3LPETボトルを発売して以降、約1ヵ月で年間目標1万5000店の半数に当たる7500店を突破した。従来のビールにない味わい…続きを読む