◆近畿地区 ◇伊藤忠食品・緒方学常務執行役員第二部門長 伊藤忠食品は既存の卸売事業と新規取り組み事業のハイブリッド営業を継続して推進していく。消費者起点の取り組みを加速、培ったノウハウや蓄積データを活用して効果的な販促提案につなげ競争力を高める。…続きを読む
●企業成長に若手を育成 地域食品卸売業各社は、既存得意先の深耕と新たな販路開拓の両輪で業容の拡大を目指している。自社の展示会などを通し商品の価値をしっかりと伝え、売上げの獲得はもちろん、利益確保へ業務効率の改善に注力する。価格改定の動きは秋以降も続…続きを読む
イートアンドフーズは家庭用で人気の“ニンニクマシマシ”のギョウザなど、25年秋冬の業務用新商品4品を8月から順次販売開始した。 「国産豚の肉餃子」(840g、標準40個)は豚肉100%を使用。うまみたっぷりジューシーな味わいの肉ギョウザに仕上げた。…続きを読む
ヨシダコーポレーションの前期(25年3月期)は増収減益で着地した。売上げ面はNCの物量回復効果もあるが、PCのソフトタイプが家庭用、業務用ともに伸長したことが大きい。利益面では昨今のあらゆるコスト増によって苦戦を強いられた。 同社は近年、NCから付…続きを読む
マリンフードの「ベビーチーズブレンド」シリーズが絶好調となっている。25年1~7月の販売数は前年比419%増と驚異的な伸びを見せており、生産拠点の長浜工場では24時間体制でラインを稼働させている。今秋には6号機目となるラインを導入し、生産体制強化を図…続きを読む
協同乳業の24年度チーズカテゴリー実績は増収で着地となった。売上構成比の大きいサワークリームが業務用で物量を伸ばし、クリームチーズもPB獲得で大幅伸長。迎えた25年度は、成長続伸へサワークリームの用途訴求を強める。クリームチーズも差別化を進め、同社製…続きを読む
宝幸ロルフ事業部の24年度販売実績は、金額・物量ともに前年を超えて推移した。家庭用は市場同様前年を下回ったが、主力の業務用がけん引し、全体の業績を押し上げた。ただし、家庭用では「チーズドルチェ」が配荷を拡大、25年度に入ってからも新フレーバー含め好調…続きを読む
ニチフリ食品は今秋、「岩下の新生姜味お茶漬け」「明太マヨ味ふりかけ」「地養卵使用たまごふりかけ」を発売し、10周年のコラボ企画を深化した。「新生姜味お茶漬け」は初めて、ふりかけでないお茶漬けで協業。「明太マヨ」「地養卵」は先行した「ノザキのコンビーフ…続きを読む
【中部】厚生産業グループのコーセーフーズ(岐阜県大野町)は18日、業務用商品として天然素材の玄米麹粉末「アスペルパウダーNK」=写真=を発売した。麹酵素による肉質改善効果を強化。弱酸性から弱アルカリ性までの広範囲で高いタンパク質分解作用を発揮するとと…続きを読む
業務・加工用のスパイス市場は、全体として回復傾向がさらに鮮明になりつつある。各メーカーが原料価格高騰や物価高に伴うコスト増への対応策として、価格改定を継続的に行っていることに加え外食産業のコロナ禍からの回復やインバウンド需要増などが要因だ。ただし、原…続きを読む