スパイス市場は家庭用、業務・加工用ともに堅調な需要に応え、市場は安定している。家庭用では、内食化傾向により洋風スパイスが数量ベースで前年を上回り、その他のスパイスも回復傾向が鮮明になりつつある。業務・加工用では、調理現場のニーズに応える新たな製品開発…続きを読む
石井食品は「イシイのおべんとクン ミートボール」などの食肉加工品に加え、地域の食材を生かした「地域と旬」シリーズからハンバーグのラインアップを展開している。価格改定の影響を受けて今期の出足は堅調に推移しているが、多様な需要への対応や販路拡大によってさ…続きを読む
パウチ惣菜は、すぐに喫食できる利便性の高さに加え、汁物など独自のラインアップや味わいの面であらためて評価が進んでいる。各メーカーともに新たな販路拡大や、新規層獲得に向け、新商品を発売。業務用では、食品ロス削減や物流問題の解決に寄与する商品が、高い評価…続きを読む
●健康経営・ESG経営視野の関心高まる 国内外で需要や人気が過熱する「抹茶」。供給量を上回る需要の高さから、原材料の「てん茶」の取引価格の高騰やそれに伴う「てん茶」栽培への転換を図る生産者の増加などが注目を集める中、新たな形で「抹茶」への関心が高ま…続きを読む
業務用酒販大手の榎本酒類は、取引先の飲食店から出る使用済み食用油を回収し、せっけんや持続可能な航空燃料(SAF)などに再資源化するサービスを東京都内の一部地域(大田区・品川区・目黒区・港区)で始めた。7月1日から居酒屋や天ぷら店など約50店舗を対象に…続きを読む
●ロット合わせが容易に 食品メーカーの納品リードタイムの延長や最低納品ロットの引き上げを受け、卸側の発注・在庫管理の難易度が高まる中、新興ITサービス企業の吉辰商事(東京都目黒区、榊真人代表)が業務用卸の運用に適した発注・在庫管理支援システム「FO…続きを読む
昨年後半から今年にかけてコメ・野菜・鶏卵など主要農産品の不足・高騰が相次いでいる。このことは加工食品の調達・販売に軸足を置く業務用卸にも多くの直接的・間接的影響を及ぼしている。 業務用米のタイトな需給環境は10年代から常態化しているが、23年産米の…続きを読む
24年度の業務用食品卸売販売額は前年比3.7%増の4兆0969億円で着地した(本紙推計)。コロナ収束に伴う外食市場の急回復から一巡し、伸び幅は前年度(前年比14.5%増)に比べ縮小したが、3年連続のプラスでコロナ前の19年度の水準(3兆9670億円)…続きを読む
◇進む人手不足対策 1970年の大阪万博を起点とする外食チェーンの始動から55年。大阪の地に万博が戻ってきた今年、外食・業務用流通業界が重大な転換点を迎えている。国内飲食店売上高は24年も前年比5%増弱のプラスを保ったが、依然としてコロナ前の水準に…続きを読む
【関西】エム・シーシー食品は業務用個食パスタソースに「国産紅ズワイガニのトマトクリームソース」を加えるとともに、既存品は改良して装い新たなパッケージで10月に再投入する。国産原料などのこだわりを保ちながら、おいしさを追求した全9種類のソースを、幅広い…続きを読む