百寿の道も一食から(47)ざくろ クレオパトラも愛した紅の粒
2024.12.01丸い実の中に、小さな粒々がギュッと詰まっている、ざくろ。食用部位は、種衣(しゅい)と呼ばれる透き通る紅色の粒で、プチプチはじけるような食感と爽やかな甘酸っぱさが楽しめる。原産地はイランやトルコなど西南アジア辺りとされる。世界各地の古代神話に登場するほ…続きを読む
夏から秋にかけては、気温差が大きく身体の不調を感じやすい。食欲不振やだるさなど、秋バテの症状や風邪をひきやすくなる人も少なくない。 秋バテの予防には、生活リズムを整え、運動、睡眠、バランスの良い食事を取ることが基本だ。 特に、暑さに疲れた身体を癒やすた…続きを読む
紫だけど「アカイ」。実はこの果実の名前、Acaiを結構長い間、アカイと読み間違えていた。 正しい読み方は「アサイー」だった。ブラジルの赤道直下、アマゾン川流域などで食べられているヤシ科植物の果実で、小さな黒紫色の実に、鉄、ビタミンB1、ポリフェノール類…続きを読む
夏に向かい日射しの力が増す季節。紫外線を繰り返し浴びて活性酸素が大量に発生すると、細胞が酸化し老化が進む原因に。身体の中からの紫外線対策として有用な栄養素を含む野菜、にんじんが注目されている。 にんじんはパセリやセロリと同じセリ科の植物。原産は中東・ア…続きを読む
春分の日(3月20日)は、昼と夜の長さが同じになり、以降日に日に暖かさが増していく、季節の変わり目。気温や気圧の変化が激しく頭痛や不眠、便秘に悩まされたり、花粉症や、風邪などの感染症などで体調を崩す人も多く、「春バテ/春だる」の季節と言われる。 春バテ…続きを読む
寒い時期の健康対策に、陳皮(みかんの皮)やオレンジピールなど、柑橘の皮が注目されている。陳皮は、温州みかんなどの皮を乾燥させたもので、古くから咳止めの生薬などとして珍重されてきた。一方、オレンジの皮は、マーマレードやオレンジピールのように果皮を砂糖とと…続きを読む
1月の誕生石は「ガーネット」。ざくろの実に似た深紅の宝石で、Garnetの語源は、ラテン語でざくろを意味するgranatumであり、日本語でも「ざくろ石」と呼ばれる。 植物のざくろの原産地は、トルコまたはイランあたりだと言われる。砂漠地でも育つ生命力の…続きを読む