百寿の道も一食から(50)ティードリンク フルーツとのマリアージュを楽しむ
紅茶をベースに、フルーツや果汁を組み合わせ、デザート感覚で楽しめるティードリンクが人気を集めている。「ティーエード」「アレンジティー」とも呼ばれ、さまざまな飲料製品やカフェメニューが登場している。
ベースとなる紅茶の茶葉には、三大成分と呼ばれるカフェイン、カテキン(タンニン)、アミノ酸(たんぱく質)やビタミン類などが含まれており、さまざまな薬理効果が報告されている。
紅茶は、ツバキ科の常緑樹で、新芽や若葉を主な原料としてつくられる飲料。同じ茶樹の葉を使っても製法や発酵具合により緑茶(不発酵茶)、烏龍茶(半発酵茶)、紅茶(全発酵茶)へと変わる。
茶樹の品種は大きくアッサム系統と中国系統に分類される。アッサムとは、世界最大の茶産地、インド北東部の州名。アッサム系品種は高温多湿の土地によく生育し、紅茶にすると水色も味も濃厚。中国系統品種は耐寒性が強く、中国や日本、インドの高地・ダージリン地方などで栽培され、デリケートな香気が特徴だ。
一方、紅茶と相性のよいフルーツは、柑橘系、ベリー類、パインなどさまざまで、最近注目されているのが、ざくろ。ほのかな甘みと爽やかな香り、鮮紅色のざくろは、紅茶の風味ともよく合う。
自分好みの紅茶とフルーツでティードリンク作りを楽しんでみては。また、ざくろ果汁と紅茶を合わせたドリンクもおすすめだ。
●「スジャータ 地中海ざくろティー」
ざくろ果汁15%使用。コク深い味わいのアッサム紅茶に酸味と渋みのバランスの良いざくろ果汁を合わせた、風味豊かな逸品。220ml、151円(税込)
▼スジャータめいらく オンラインショップ
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