およそ800年の歴史を持つ伝統食品、こうや豆腐。高野山で発祥した「凍り豆腐」を起源に精進料理の「疑似肉」として全国に広がり、現在は家庭の乾物食材を中心に需要基盤を築いている。(長野支局長=西澤貴寛)
詳細 >業務用市場を中心に展開する信濃雪。今期は学校給食で新たに採用を獲得するなど業績は堅調だが、強みの国産原料製品は他社も力を入れ始めており、「バッティングが強まっている」(松島晴実社長)。 「売れ行きに大きな変化はないが、新たな商品提案が必要。好評なだ…続きを読む
みすずコーポレーションは、こうや豆腐の主力「みすず豆腐ひとくちさん」=写真=の購入者を対象とした「スマートレシートキャンペーン」を、30日まで行っている。 電子レシートの管理アプリ「スマートレシート」から応募するもの。抽選で合計800人にデジタルギ…続きを読む
旭松食品は機能性や即食など新機軸、ベーシックなメニュー提案などに継続して取り組み、新たな価値創出と需要喚起の両面から施策を推し進める。 同社では業界団体と協調し、こうや豆腐に特に多く含まれるレジスタントプロテインの効果・効能を訴求するPR活動などに…続きを読む
こうや豆腐は、ほぼ100%が長野県で製造されている信州の特産品だ。県凍豆腐工業協同組合のまとめによると、主要メーカー5社の24年原料大豆使用量(こうや豆腐用)は1万4066t、歩留まり率45%で推計した製造量は6330tで、前年を1.3%下回った。 …続きを読む
およそ800年の歴史を持つ伝統食品、こうや豆腐。高野山で発祥した「凍り豆腐」を起源に精進料理の「疑似肉」として全国に広がり、現在は家庭の乾物食材を中心に需要基盤を築いている。ここ10年ほどは、こうや豆腐由来のレジスタントタンパク質が持つ脂質代謝の促進…続きを読む
およそ800年の歴史を持つ伝統食品、こうや豆腐。精進料理の「疑似肉」食材などとして全国に広がり、現在は主に家庭の乾物食品として親しまれている。ただ、食の多様化や調理の簡便志向などを背景に、需要基盤は沈下傾向が続く。(長 […]
詳細 >学校・産業給食など業務用市場を中心に展開する信濃雪。強みの国産大豆製品は競合が進んでおり、新たな付加価値戦略を検討している。松島晴実社長は、「『消泡剤不使用』などを新たな訴求ポイントに勧めているが、どうしても歩留まりが悪くなる。製造コストの圧迫は強ま…続きを読む
みすずコーポレーションのこうや豆腐事業は、業務用の惣菜タイプが順調に推移している。「人手不足などの影響で、味付けを済ませた惣菜商品の引き合いが強まっている。今後も的確なニーズ対応を進めていく」(同社広報)構え。年末年始の需要期に向け、中食のお節料理商…続きを読む
登喜和冷凍食品は、国産大豆を原料に使った製品の育成、拡大を目指す。「すべてがコストアップする状況は、当面続きそう」と登内英雄社長。国産訴求などによる商品の付加価値化、業務用冷凍惣菜への活用で収益拡大を目指す。 4~9月のこうや豆腐カテゴリー売上げは…続きを読む