東海・北陸エリアの主要SMの直近の決算は軒並み増収で推移している。域外資本と地場SM、加えてディスカウントストア、ドラッグストアなどによる顧客の取り込み策が熱を増している。愛知県内では大型商業施設のオープンが相次ぐなどで小売業の勢力図が少しずつ変化し…続きを読む
人口減少や少子高齢化などを背景に縮小が続く甲信エリアの食品市場。SMチェーンは長野のツルヤ、山梨のオギノら地元チェーンが盤石の基盤を築いているが、地域市場でも一部店舗が生鮮や惣菜の取り扱いを始めたドラッグストア、物価高で存在感を増すディスカウントスト…続きを読む
首都圏のSMは、他のエリアに比べ人口減の影響は少なく、今もそこかしこに存在する人口増加エリアへの出店が続いている。このような市場環境での課題は、上昇する物件費や建設費、人件費などに合わせて店舗の収益力を高めることにある。他店と競合する中で、いかに集客…続きを読む
東北の主要スーパー各社の2024年度決算は軒並み増収となったものの、原材料費や人件費、物流費などのコストの上昇が続き、利益面では課題を残した。6~7月に各地で開かれた仕入れ先向けの方針説明会ではプロセスセンター(PC)、デリカセンターの活用やデジタル…続きを読む
2025年の道内小売・流通業界は、DSを軸にした価格競争が激化しそうだ。黒船来襲ともいわれたロピアが昨年11月の屯田店以降、福住店、清田店、琴似店と立て続けに店舗をオープンし、近隣に既存店を持つスーパー各社は自社の持つ強みを生かして差別化を図る。物価…続きを読む
◆新エリアへの進出活発化 GMS(総合スーパー)、SM(食品スーパー)のスーパーの業界勢力図が大きく塗り替わりつつある。イトーヨーカ堂の構造改革による閉鎖店舗の一部を譲り受け、各地に積極出店するOICグループのロピア、西友を買収したトライアルホール…続きを読む
岩塚製菓は28日、同社所在の新潟県長岡市と市内工業団地・西部丘陵東地区に進出する協定を締結した。同社は同団地の約1.8haの用地を取得。今後、米菓製造工場を建設する予定で、さらなる生産機能の増強を図っていく。(細山真一) ※詳細は後日電子版にて掲載…続きを読む
【東北】福島県いわき市の小名浜地区に7月25日、「ヨークベニマル大原店」が開店した。24年に開店した「いわき平店」「泉玉露店」に続く集中的な出店で同市内のドミナントを固める狙いだ。開店時には多くの近隣住民が詰め掛けた。売場には近隣の漁港で水揚げされた…続きを読む
カルビーは21日、今年新設した「せとうち広島工場」の竣工を記念した新商品「ポテトチップス レモン香るせとうちの塩味」=写真=を、中国・四国エリアのCVS以外とカルビープラス広島駅店で数量限定発売する(なくなり次第終了)。中四国支店や同工場の従業員が企…続きを読む
【東北】おはぎと五目煮をはじめとする惣菜で知られる仙台市秋保温泉の単独SM「さいち」が店舗の移転新築に取り組む。店舗西側にある自社所有の駐車場に建設、これまでの店舗は取り壊して駐車場にする。佐藤浩一郎社長が明らかにしたもので、亡くなった啓二会長も構想…続きを読む