健康志向の高まりを背景に支持を高めるノンアルコール飲料。次の成長に向けた焦点はチューハイをはじめとするRTD風味になりそうだ。キリンビールが26日に新ブランド「氷ゼロ スパークリング シチリア産レモン」を投入する。従来ノンアルの主流だったビールテイス…続きを読む
「氷ゼロ スパークリング」はキリンビールが26日に立ち上げたノンアルコールチューハイの新銘柄。「ゼロハイ」(12年発売)、「氷零カロリミット」(20年発売)といった、これまでの同社ノンアルチューハイで同社が培ってきたノウハウを注入し、いまの時代に求め…続きを読む
ワイン消費の減速が鮮明になってきた。物価高が響き市場の回復が遅れる中、価値を打ち出しやすい中価格帯のワインで需要を開拓する動きが目立つ。また、10月1日のオーガニックワインの新表示ルールを前に各社は準備を急いでいる。(岡朋弘) 24年の国内ワイン市…続きを読む
ノンアルコールビールを飲んだことがない層においしさを知ってもらおうと、アサヒビールは6月20~22日までの3日間、JR仙台駅東口にキッチンカーの「新ドライゼロスタンド」を出店。3月にリニューアルした「ドライゼロ」とおつまみをセットで提供し相性をアピー…続きを読む
◇三井物産流通グループ・三井食品ユニット商品本部 佐藤友治氏 三井物産流通グループは今年、5社による大型統合から2年目を迎える。食品卸に特化していた旧三井食品に、統合により商品やパッケージの開発、幹線物流を含む緻密な配送ネットワークといった新たな機…続きを読む
◇市場拡大への取り組み アサヒビールは6月20~22日までの3日間、ノンアルコールビールの「ドライゼロ」とおつまみの食べ合わせが楽しめるキッチンカー「新ドライゼロスタンド」をJR仙台イーストゲートビル1階に出店。連日多くの人々が足を止めた。 ノン…続きを読む
◇市場拡大への取り組み 7月に開催された大手卸の展示会では、ノンアルコール・低アルコールの提案が活発だった。健康意識の高まりをとらえ、若者や50代以上の需要を取り込こめる施策として提案した。 三菱食品の展示会では、あえてノンアルコール(低アル含む…続きを読む
酒類市場の縮小が続く中にあっても、今後も伸長が期待できるのがノンアル・低アルコール飲料と海外市場だ。ノンアル・低アルコール飲料は健康志向の高まりなどを背景に市場が拡大し、海外では高品質な日本産酒類の需要が高まっている。酒類各社による活発な取り組みが広…続きを読む
●酔わない楽しみ提案を強化 酒類の販売チャネルとしてスーパーに期待される役割は、家庭でのあらゆる飲酒シーンに対応することだ。日常的なストック用途には価格も重要だが、嗜好(しこう)品のカテゴリーとして品揃えのバリエーションも無視できない。また、食との…続きを読む
◇巻頭interview ◆より良く より豊富に より安く 酒類専門店「やまや」や居酒屋「はなの舞」など約1000店舗を全国に展開するやまや。独自の商品調達力を生かし、世界各国の珍しい銘酒を松、竹、梅の価格帯で取り揃える。「売場で宝探しを楽しんで…続きを読む