亀田製菓は6月27日、かねて株式取得によって完全子会社化を進めていた北米の持分法適用関連会社・THフーズ(THF)について、株式の取得が完了し完全子会社化したことを発表した。5月に発表した同社の北米構造改革において、進めてきたもので、今後はTHFにリ…続きを読む
【関西】ヤグチは今期施策を業務用食品業界が抱える課題「人手不足」「外食業態の変化」「特定カテゴリーの供給不安」への対応とする。6月26日に大阪で初開催した仕入れ先会で萩原啓太郎会長兼社長が、輸入品や素材品の扱い拡充と自社物流活用の両面で業務用市場を支…続きを読む
サンヨー食品が資本参加している中国の大手食品メーカー康師傅(カンシーフー)控股有限公司の24年度(1~12月)の業績は、売上高1兆7477億円(前年比0.3%増)、売上総利益5784億円(同9.1%増)、税引前利益1313億円(同26.8%増)、純利…続きを読む
甘利香辛食品がカレー関連商品の開発に力を入れている。23年に海外向けに発売した「京都クラフトカレー」が想定を上回る販売量となり、今期は業務用向けのフレークルウ「京都シェフカレー」、7月にレトルト「おもてなし京都カレー」の2品を動物性原料不使用で開発。…続きを読む
エムトゥエムは戦前の西洋料理店「太平洋」をルーツとしその洋食屋仕込みの製法を受け継いでいる。神奈川県鎌倉市に本社と工場を立地し、健康にこだわった自然のおいしさのカレールウで高質店を中心に全国の小売店で販売している。直近の1年間では数量、売上げともに伸…続きを読む
エスビー食品のカレー事業はこの3月まででカレールウ、レトルトカレー、カレー粉ともに前年を上回った。家庭用、業務用、輸出累計の金額ベースでカレールウは前年比7.4%増の338億9000万円、レトルトカレーが同5.0%増の164億1000万円、カレー粉が…続きを読む
カレー市場を取り巻く環境は米価の高騰や物価高の影響が懸念されている。しかし、直近でもレトルトを含むカレーライスの食卓登場頻度は上昇傾向にある。一皿で完結することや比較的価格が安定しているジャガイモなどの根菜を使用できるコスパの高さが消費者に評価されて…続きを読む
家庭用カレールウは、ここ数年伸び悩んできたが昨年度は各メーカーによる新製品投入による市場活性化策や価格改定効果などで市場は伸長した。市場の伸びは4%ほどと推定される。長期的には調理離れがさらに進むと予想されるが、直近では堅調に推移している。米価の高騰…続きを読む
特殊冷凍装置を専門に展開するデイブレイクが開発した冷凍寿司が今月から、米国大手の日系スーパーマーケットチェーン・ミツワマーケットプレイスで発売開始された。日本国内で開発された冷凍握り寿司が、米国小売市場で、定番商品として本格導入されるのは初めて。同チ…続きを読む
24年(1~12月)の缶詰・瓶詰・レトルト食品の国内生産量は、缶・瓶詰の2分野で減少した。不漁・不作による原料難や値上げによる需要変動が、依然として業界を悩ませている。レトルト食品は包材や包装技術の進化を背景に、対象とする容器の種類をアルミパウチ以外…続きを読む