新潟県漬物工業協同組合は、漬物の新しい可能性を探り、昨秋から「フリーズドライ漬物」の開発に取り組んでいる。10月30、31日に全国の中小企業組合が集結する「組合まつりinTOKYO」が東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催した。同組合は今回初めて…続きを読む
現在、ガリや紅ショウガをはじめとするショウガ漬けの多くがタイ・中国産の輸入原料を用いている。23年はエルニーニョ現象の影響による干ばつでタイ産が不作、中国産も内需の生鮮ショウガの高騰に為替の影響が重なり、塩蔵ショウガはタイ・中国産ともに14年の過去最…続きを読む
気候変動による品質低下や収量減少が梅の生産現場で大きな課題となっている。高温、豪雨、台風、降雹(ひょう)などは人為的に操作できないため、被害を抑える対策を立てられても全面的に影響を回避することはできない。日本最大の梅産地である和歌山県では、梅そのもの…続きを読む
漬物市場は価格の適正化と、選ばれるための価値訴求に取り組んでいる。新米が出回り端境期のコメ不足が回復しつつある現在、コメの値上げが話題だ。高止まりによるコメ食離れの加速が予想でき、同時に「コメと合う」漬物の消費減も懸念される。厚生労働省の毎月勤労統計…続きを読む
全日本漬物協同組合連合会(全漬連)が主催、日本食糧新聞社が特別協力する「漬物グランプリ2024」の結果発表と各賞表彰式が4月27日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で実施された。法人の部グランプリには雄勝野きむらやの「みずの実っこ」(浅漬・キムチ部門)…続きを読む
●家庭で作る層 60代以上は7割、30代で3割弱に 塩事業センターが3年に1度実施している「家庭用塩の消費実態に関する調査」(2021年調査実施)によると、60代以上で漬物を(1)よく作る層は29.1%(2)時々作る層は39.7%--と年代全体の約…続きを読む
韓国産キムチ輸入会社の三輝は、「サンキ ポギキムチ」を3月から販売している。味の評価が高く、反応は好調。「ポギキムチ」とは切っていない白菜キムチを意味し、1枚1枚の白菜に丁寧に薬念(ヤンニョム)をすり込んで作られている。薬味の浸透が通常の市販キムチと…続きを読む
紀州梅干しトップメーカーの中田食品は、梅の不作による供給リスク最小化を今期の重点施策とする。中田吉昭中田食品代表取締役社長は「今年の梅は、私が知る限りで過去最悪のでき。例年の3割ほどの収穫量となりそうだ」と厳しい表情を見せるとともに、「需給バランスを…続きを読む
岩下食品は2月20日に「岩下の新生姜 華やかお寿司の素」を新発売した。「岩下の新生姜」のみじん切りに白ごまを加えた寿司の素で、ご飯に液ごと混ぜるとほんのりとしたピンク色のいなり寿司やちらし寿司ができる。同社はひな祭りや花見など祝い事向けアイテムとして…続きを読む
新潟市西部、赤塚地域の大根を主原料にたくあん漬や味噌漬、醤油漬などを製造販売するヤマキ食品の24年8月期は、原料となる地元産大根の出荷量が予定に届かなかったこともあり、減収で着地する見込みだ。また、価格改定の影響も見られた。来期も地元産大根の供給が不…続きを読む