ニッスイは岩手県大船渡市でサーモン試験養殖に着手する。新たに越喜来(おきらい)漁業協同組合と協働して11月に漁場環境の調査や生産方法の検討などを開始。早期の本格的なサーモン養殖事業への移行を目指す。(山本大介) ※詳細は後日電子版にて掲載いたします。
近畿エリアの食品卸売業各社は、強化カテゴリーを定めて目標達成に向けた着実な取り組みを進める。業界の課題である買上点数減少には、デジタルサイネージを活用した販促提案を強化。値上げ問題や人件費高騰などには次世代物流構築への注力や、業務のデジタル化の推進で…続きを読む
●クスリのアオキM&A加速 高齢化、人口減少が著しい四国エリアでは、年々市場が縮小する中、イオングループが積極的にM&A戦略を展開しており、同グループが圧倒的なシェアを誇るなど、市場の寡占化が進んでいる。 四国最大の小売企業であるフジはイオンと2…続きを読む
●経営の世代交代進む 中国地方では、エリア外から大型DSの新規出店が続き、食品売場の面積が着実に拡大。それに伴い価格競争も激しくなっている。地場流通大手のイズミでは、店舗前に車を停めて買い物ができるオープンモール型商業施設の開店を広島県や岡山県で進…続きを読む
●チャネル多様化し格差拡大 近畿エリアでは、首都圏を拠点とするオーケー(神奈川県)が2024年11月に関西1号店(オーケー高井田店・大阪府東大阪市)を出店し、念願の関西進出を果たした。先行して関西で多店舗展開するロピア(神奈川県)や、バローホールデ…続きを読む
◆巻頭インタビュー 唐澤太郎社長 DX総合商社のダッハランドは2012年の設立以来、POSレジを軸に外食産業などをサポートしてきた。目下、「食の未来を明るく照らす」を理念に、「キャッシュレス決済」「IT導入補助金サポート」「飲食事業の海外出店を支援…続きを読む
◆巻頭インタビュー 橋本敏克社長 「冨久印」のあんが看板ブランドの橋本食糧工業が今年、創業120周年を迎えた。創業以来、あん一筋に事業を展開し、戦後の輸入あんの台頭、国内産あんへの回帰、小豆以外の色ものあんの需要拡大など、時代ごとに変遷するニーズに…続きを読む
●自走力ある風土構築 三菱食品は推進中の経営計画「MS Vision 2030」で「人的資本強化」を成長戦略の柱に掲げ、組織変革に努めている。変革手法としてコーチング技術に着目し、22年度から法人向けコーチング事業で高い実績を持つコーチ・エィ(東京…続きを読む
ヤクルト本社は20日、中国の広州ヤクルトにおいて、経営基盤強化に向けた事業再編手続きを開始すると発表した。広州第一工場を閉鎖し、同工場の製造機能を広州第二工場および佛山工場へ移管。生産体制の最適化と経営資源の効率的な活用を図る。 同社は中国市場にお…続きを読む
森永乳業は14日、機能性素材「はぴねす乳酸菌(MCC1848(殺菌体))」を、海外市場に向けたBtoBチャネルで販売開始すると発表した。商品名は「LAC-Living+(ラックリビングプラス)」で、12月からスタートする。製造は森永北陸乳業福井工場が…続きを読む