◇一次卸トップに聞く 三桜商事は前12月期に3期連続の増収増益を達成。安定成長を確実にしつつある。近年は収益回復で得た原資を従業員の待遇改善に積極的に振り向け、不足が続くコメなどで調達網の拡充にも力を入れる。服部昇社長に近況を聞いた。(横田弘毅) …続きを読む
◇一次卸トップに聞く 今年1月、創業70周年を迎えた業務用一次卸最大手・東亜商事。節目となる今9月期は売上高目標を前年比8.2%増の1900億円に定め、記念販促やタイムリーな商品提案を強力に推進。物流などの環境変化に対応する一次卸機能の拡充にも拍車…続きを読む
◇一次卸トップに聞く 気候変動による調達リスクの高まりや物流需給の悪化が業界共通課題としてクローズアップされる中、一次卸に求められる最適化機能に磨きをかけるヤグチ。前期は重点課題に掲げる調達力の向上と品揃えの強化が事業成長をけん引。念願の年商100…続きを読む
食品卸業界の好業績が続いている。大手総合卸8社の24年度決算は1社を除き、全社が増収増益および過去最高益の更新を達成。昨年4月のドライバーの時間外労働規制の施行などでコスト環境は悪化したが、戦略的な取引拡大や食品値上げに伴う価格転嫁の継続、物流合理化…続きを読む
【関西】フルタ製菓は8日、フルタ会(同社と取引先・協力会社で構成)とともに「第59回フルタ会総会・フルタ製菓創業73周年記念式典」をホテルニューオータニ大阪(大阪市中央区)で開催し、社内外から約340人が出席した。同社は9月に直営店舗「ふるたす」の3…続きを読む
ニッスイは4日、グループ企業でフランスを拠点にチルド・冷凍水産フライなどを製造販売するシテ・マリン社が、同国内のトレトゥール・ド・パリ社のポンティビー工場を7月21日付で取得したと発表した。フランスで簡便・即食カテゴリーの需要が堅調に拡大する中で、生…続きを読む
日清製粉グループ本社の瀧原賢二社長は、第1四半期(25年4~6月)業績が増収減益で推移したことを受けて、「減益だが想定通りに進捗していることから、通期予想に向けて第2四半期以降、各企業で実施する価格改定や最優先の課題に対応することで通期業績予想を達成…続きを読む
【関西発】惣菜大手のロック・フィールドは、2030年の“ありたい姿”とその方向性を定めた「ビジョン2030」の実現に向けビジネスモデルの変革に注力している。第2フェーズに当たる26年4月期~28年4月期の3ヵ年は「成長へ繋げる改革と未来へのチャレンジ…続きを読む
◇大見英明理事長インタビュー 可能性追求へ強い決意 生活協同組合コープさっぽろは、創立60周年の今年「縮充と可能性の追求」をテーマとする行動指針を掲げた。北海道が深刻な人口減少で縮む社会を迎えても、充実した生活を維持し実現するための可能性を追求して…続きを読む
◆新事業創出、持続的成長を 生活協同組合コープさっぽろは7月、創立60周年を迎えた。全国チェーンストアの進出が目覚ましかった1965年、“消費者の手で真に消費者の利益を守る流通網をつくろう”と、地域住民、北海道大学生協の職員合わせて約200人が集ま…続きを読む