変わる消費・購買行動:チルド麺 夏季商材の“旬”拡大 長期的な暑さへ対応
2025.03.24
家庭用チルド(生・ゆで)麺市場は夏の長期化を受け、夏季商材の販売戦略が変わりつつある。即食タイプや冷やし中華などの販売時期を最需要期(7~8月)をまたぐ春と秋にも広げる動きが顕著だ。幅広い季節で涼味タイプの提案強化を図ることで、新しい需要を掘り起こし…続きを読む
醤油の家庭用市場は23年に値上げを実施し、24年は付加価値商品の適量、大容量化、1LPETの復調、だし人気といった消費行動の変化が見られた。近年は23年までに二度値上げし、割安感を増した200~300ml、600~620mlボトル、1LPETのほか、味…続きを読む
日本酒業界は秋冬の最需要期を迎える。日本酒はビールや酎ハイに比べアルコール度数が高く「飲み応え」を味わえる一方、敬遠される一因にもなる。健康志向の高まりもあり、酒類のカテゴリーを問わず「低アル」ニーズは高まっている。今秋冬シーズンに大手日本酒メーカー…続きを読む
●販路・用途広げ需要開拓 予約おせちの主戦場は、店頭ではなくECにシフトしつつある。大丸松坂屋百貨店のEC構成比は昨年50%に到達した。イオンリテールもほぼ半数をネットで受け付けており、今年は55%以上をEC経由で計画する。 松屋銀座も昨年ほぼ5…続きを読む
家庭用冷凍食品はコロナ禍での内食需要増加で市場が拡大し、23年5月の5類移行後も大きな反動減は見られず定着している。感染拡大中は外出制限で冷凍食品を使用する機会が増え、その魅力が見直された。コロナを経て家庭内喫食や時短・タイパなどの価値観が顕在化。コ…続きを読む