黄桜が自社のイベントで設けたビールやハイボールなどを販売したブース
清酒メーカーは、アルコールに対する消費者ニーズが多様化し酒類間での競合が激しさを増す中、ビールやリキュールなど清酒以外の取組みを通じて、清酒市場の新たな開拓につなげる動きが見られる。大阪・関西万博を通じ、インバウンドの取り込みも狙う。
春先は多くの清酒メーカーが「蔵開き」イベントを開催する。有料試飲コーナーが人気だが、黄桜は3月に開催したイベントで清酒のほか、自社の「伏水蔵」の地ビールや「丹波蒸溜所」のウイスキーを使ったハイボールのショット販売など