変わる消費・購買行動:広がる“低アル日本酒” 度数の高さ「解決策」示す

酒類 ニュース 2024.10.25 12842号 01面
宝酒造はアルコール度数が下がり気軽に日本酒を楽しんでもらおうと、炭酸割り専用の「瑞音」を訴求する

宝酒造はアルコール度数が下がり気軽に日本酒を楽しんでもらおうと、炭酸割り専用の「瑞音」を訴求する

 日本酒業界は秋冬の最需要期を迎える。日本酒はビールや酎ハイに比べアルコール度数が高く「飲み応え」を味わえる一方、敬遠される一因にもなる。健康志向の高まりもあり、酒類のカテゴリーを問わず「低アル」ニーズは高まっている。今秋冬シーズンに大手日本酒メーカーは“低アル日本酒”の投入など、アルコール度数の高さという一つの課題の「解決策」を示し、新たな日本酒市場の伸長を目指す。
 月桂冠が発売した「アルゴ」のアルコール度数は5%。同社の「上撰」商品と比較して、ア

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら