5度Cからマイナス20度Cの幅で温度管理ができ、食品の鮮度を落とさずに配送先に届ける低温物流(コールドチェーン)サービスがタイで拡大している。熱帯にあってこれまで必ずしも積極的とはいえず、それほど関心も高くなかった分野。配送途中で食品を腐らせ、中継地…続きを読む
マスダックマシナリーは5日、中国に子会社を設立したと発表した。設立目的は、今後の食品機械の需要拡大が見込まれる中国で、顧客開拓や情報収集の拠点として事業拡大を図るため。 子会社の概要は次の通り。(江端哲也) ▽名称=馬獅〓克(マスダック)機械販売…続きを読む
TBMは、インドネシア最大のパッケージ業界団体「Indonesian Packaging Federation(IPF)」に加入した。各国のプラスチック関連の業界団体に加盟することで、LIMEXのファブレス展開を推進する。 石灰石を主原料とする「L…続きを読む
日清製粉は3月29日、海外子会社のMiller Millinng Company,LLC(ミラー・ミリング・カンパニー)のサギノー工場(米国テキサス州)=写真=に新ラインを増設することを決定した。これは「日清製粉グループ中期経営計画2026」の中で、…続きを読む
果物や野菜などの一大生産地タイと世界最大の消費国でもある中国を結ぶ新たな鉄道物流網が本格始動した。2021年12月にラオスで開通した高速鉄道「中老鉄路」を経由。ビエンチャン郊外の集積場でタイ国鉄の貨物に積み替え、鉄路で国境を超えるという方法だ。 今…続きを読む
国軍による政権転覆から2年余りが経過した東南アジアのミャンマーでは、食糧事情が急速に悪化。物価高騰に国民が満足に食事さえもできない状況が続いている。混乱は供給源の農業でも同様で、頻繁に起こる戦闘のため安全が確保できず、資材の値上がりも続いて耕作を取り…続きを読む
東南アジアのタイで、食品の包装容器や買い物袋などのプラスチックごみを全廃しようという動きが再び加速している。タイは新型コロナの流行前にプラごみの完全リサイクル化を掲げ削減に取り組んできたが、感染拡大による食事の宅配や持ち帰りの増加から計画は事実上、宙…続きを読む
国分グループ本社は28日、シンガポールで物流事業を展開する合弁会社「Commonwealth KOKUBU Logistics Pte.Ltd.」(コモンウェルス国分ロジスティクス)が4温度帯物流センター開設プロジェクトを立ち上げたと発表した。ASE…続きを読む
コロナ禍からの回復が進むタイで、食品関連企業の大型投資が加速している。2022年に比べ2倍を超える店舗の出店を計画したり、過去最高額となる売上高を目指したり。いずれも背景には底堅い成長予測と市場の新たなニーズがある。 大手銀行系のシンクタンクによれ…続きを読む
ヤクルト本社の海外における高付加価値アイテムの展開が加速している。1月に中国市場に「ヤクルト500億ライト」を発売したが、3月6日からはシンガポールヤクルトで低糖タイプの「ヤクルトゴールド」=写真=をスタートさせた。同社は24年度を最終年度とする中期…続きを読む