キッコーマン、塩分制限者向け用の「キッコーマン減塩しょうゆ(食塩濃度5%)」新発売
キッコーマン㈱(東京都千代田区神田錦町一‐二五、03・3233・5511)は、腎臓病患者など厳しい塩分制限を受けている人向けの醤油「キッコーマン減塩しょうゆ(食塩濃度五%)」を10日から新発売した。
同社では、うまみ・香りもそのまま残し塩分だけを通常のこいくち醤油の約二分の一(八%)に減らした「キッコーマン減塩しょうゆ」を一九六五年に日本ではじめて商品化し、また、醤油では日本初の特殊栄養食品として厚生省から認可されている。
今回新発売の「減塩しょうゆ」は、より塩分を減らしたまったく新しいタイプの減塩醤油で、パッケージも五㍉㍑フィルムパック入りで、一回分の使用量を決めて塩分の摂りすぎを防止できるようになっている。一袋(五㍉㍑)の醤油に含まれる食塩量は約〇・二八㌘。五㍉㍑パック×一〇〇で卸四五五円、小売五五〇円。販売ルートは全国の病院。