新刊紹介:安藤百福著『100歳を元気に生きる 安藤百福の賢食紀行』
日清食品(株)の安藤百福会長は日頃から「美しく健康で長生きするためには賢い食事が大切である」と提言、自ら全国各地はもとより海外にも足を伸ばして“賢食”の探求を続けている。本書は安藤氏のライフワークのこれまでの集大成だ。
表紙の帯に「健康に生き美しく老いるには賢い食生活が大切です。“美健賢食”こそが100歳を元気に生きるキーワード」と安藤氏の思い・信念が集約されている。
石毛直道・国立民族学博物館名誉教授は本書の巻頭に「麺食の歴史に革命をもたらした安藤さんは、今年の3月、満95歳の誕生日を迎えられた。入れ歯もなく、小魚の骨まで食べられるという。早寝、早起き、腹八分目、適度な運動が長生きの秘訣であるという。100歳を元気に生きようかという安藤さんは、身をもって“美健賢食”を実証し、高齢化社会に生きる人々への指針を提供している。この驚くべき人物の、おとろえることのない食への情熱を記した本書は、読むと元気が出る」と評している。
▽A5判256ページ、1800円(税別)、中央公論新社刊。全国の有名書店のほか、「インスタントラーメン発明記念館」(大阪府池田市)で取り扱い。