波動を高める生活学:レモン
梅干と同じく思い出しただけで口の中につばが湧き出てくるレモン。その強い酸味のため、そのまま食べることはあまりないが、飲料や料理などさまざまな場面で利用される。果たしてその健康効果は。
まず取り上げるのはビタミンC。ビタミンC入りの食品で「レモン3個分のビタミンC」などと表示されるほど、レモンはビタミンCを多く含む食品の代表格とされる。ビタミンCの働きは数々あるが、免疫力を高めて風邪などの感染症の予防やコラーゲンの生成を助ける美肌効果が挙げられる。関連する項目『感冒』『皮膚』をご確認いただきたい。
一方、酸味の元であるクエン酸は、代謝を担う「クエン酸回路」を潤滑に機能させることにより、疲労回復効果が期待できる。さらに、クエン酸にはカルシウムなど吸収されにくいミネラルをクエン酸が包み込んで水に溶けやすくする「キレート作用」があり、その結果腸から吸収されやすくなる。さらに、クエン酸は痛風予防にも効果を発揮する。『疲労』『骨粗しょう症』『痛風』が大変良い結果であった。
また、皮に含有している「リモネン」や「ヘスペリジン」なども人間の健康に大変有効。リモネンには抗がん作用があると注目され、リモネンをはじめとした香り成分には心身をリラックスさせる効果もある。ヘスペリジンは毛細血管の強化や血流改善などに有効とされる。
レモンは健康に大変有効であることが波動測定により明らかとなった。これから暑くなる季節にレモンは最適。夏を乗り切るアイテムにしよう。
(めいらく波動医科学総合研究所・編)